美術・デザインを学びたい高校生のみなさんに、大学の教育研究について広く知っていただくための活動に取り組んでいます。

高校との連携に取り組んでいます

武蔵野美術大学は、大学と高等学校のお互いのカリキュラムが有機的に繋がり、スムーズな学習の連携を実現することが、次代を担う学生のキャリアを向上させるために必要であると考えています。そこで、美術・デザインを学びたい高校生のみなさんに、大学の教育指針や取組み等について広く知っていただくための活動に取り組んでいます。

Vol.1 表現の根底を問う


2015年10月30日(金)愛媛県済美高等学校にて
講師:内田あぐり(本学日本画学科教授)

授業は済美高等学校美術コースのキャリア教育の一環として行われ、高校の美術科教員とテーマを考え、指導も一緒に行いました。画家として私が常日頃制作している人体ドローイングを、“表現の根底を問う”というテーマで131名の美術科生徒全員へ指導をしました。

愛媛県済美高等学校集合写真

済美高等学校は競技ダンス部が活発で、その生徒たちにはじめにダンスを踊ってもらい、美術科の生徒たちはそれを見ながら、あるいはインスパイアーされながら、見ることと描くことを実感しました。特に、上手に描かなくても良いこと、自分の感じた形や色を表現することを伝えました。

愛媛県済美高等学校

愛媛県済美高等学校

大きな紙(縦2m×全長40mの新鳥の子紙)の上に乗り、全身の身体を使ってドローイングをすること、それは絵を描く上でいかに身体性が大切であるかを体感することであり、描く楽しさにもつながります。また、131名全員で一枚の作品を作り上げることで、身体表現を通した相互のコミュニケーションが深まります。

愛媛県済美高等学校

愛媛県済美高等学校

愛媛県済美高等学校

完成した作品は愛媛県立美術館で開催した済美展に展示され、作品の一部分は10メートルの四曲一隻の屏風として展示されました。

愛媛県済美高等学校

愛媛県済美高等学校