はじめに佐野寛林利昭佐藤康三原研哉深澤直人中島信也近藤康夫佐藤卓中西元男
略歴:
1956年 山梨に生まれる
1980年 多摩美術大学立体デザイン学科卒 セイコー・エプソン 入社
1989年 渡米、「ID TWO」 入社
1996年 「IDEO japan」設立 代表者となる
2003年 IDEOのDesign Fellowとなる
Naoto Fukazawa Design 設立
プロジェクト「±0」を立ち上げる

2002年 ドイツIF賞金賞、2003年毎日デザイン賞をはじめ、40を超える賞を受賞
学生からの質問

Q:具体的に、どのようにデザインのキーワードを探されているのですか。
深澤:だらだらと文章を作らずに、できるだけ単純に考える。複雑でないキーワードが見つかりさえすれば、それは、プロジェクトの成功を左右するくらい重要なものになる。

Q:大学時代はどんな学生でしたか?
深澤:卒業してから初めてデザインのよさがわかった。つまりそれまではわかっていなかったのだ。大学で授業をするとき、最初に「いいと思うデザインはなんですか」という質問をするが、学生はたいてい答えに詰まる。「このデザインいいな」と思っても忘れてしまうようなものが本当によいデザインなのだと思う。

Q:自分の思っているデザインと実際にできるデザインとの差異を技術的どのように解決しますか?
深澤:まず問題が何かをわかろうとすることが大切だ。自分はデザイナーだが、技術面もエンジニア並に考えていく。ただ、絶対に無理なことはやろうとせず、すっぱり諦めて代わりを探すべきだ。

Q:アイデアがどの段階までいったら完成すると考えていますか?
深澤:発想したということには何かの要因があり、趣向の中で組立てていったものを実際に物理的なかたちにしていかなければならない。最初にあるアイデアも検証していく。そして、具体化した時に自分の発想と比べて善し悪しを判断する。

Q:世の中にあふれているものと、自分が作るものの差を感じることはありますか?
深澤:現象そのものは否定しないが、自分の生活に入れるとなると不満はある。自然発生的なものはそれがどんなものであっても否定はしない。自分もデザインも、自然発生的に起きて溶け込んでいければいいと思う。

12Q&A

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