絨毯というと、日本では絹製で絢爛豪華な宮廷ペルシャ絨毯を想像しがちであるが、その隣国であるアフガニスタンの絨毯は意外に知られていない。 意匠も多様であるが、一般的な構成は、中央部と周辺部の二部構成で、中央は「花壇」で周辺は「石垣や柵」にたとえられるという。 日頃見る機会の少ないアフガニスタンの毛織り絨毯(パイル、キリム)34点を生産地別に構成して展示。
日本民家の多様性は屋根にあらわれていると言っても過言ではない。その豊かな造形は旅人を魅了し、建築家の想像力を喚起してきた。伝統的な民家は、1960年代に入り日本経済が高度成長へと向かい始めるのと揆を一にして急速に衰退、変貌の道を辿った。 現代建築写真界の巨匠、大橋富夫氏が60年代初頭に撮影した「民家が生きていた最後の瞬間をとらえた」写真、約200点を展示。
くらしの造形シリーズ7回目の今回は、金属を素材とする道具類を中心に約3400点を展示。すべて、美術資料図書館民俗資料室の所蔵品である。鉄の鍋や釜がアルミやアルマイト製に置き換えられ、羽釜が炊飯器に替わった。今日のくらしの中から消えていったモノたちが改めて今日の生活・環境の在り方を問いかけているかのようである
定年退職を記念して開催される本学恒例の自選回顧展で、油彩画、アクリル画、版画など31点を展示。同教授は1926年生まれ、富山師範学校を卒業の後、武蔵野美術学校を卒業。自由美術展、アンデパンダン展への出品を経て、1957年、第1界アジア青年美術家展で大賞を受け、翌年度仏、その後約8年間のパリ在住の後、帰国後は精力的に作品を発表。近年は曼陀羅の世界をテーマに版画など多方面で活躍。
会場:美術資料図書館2階展示室 当館に収蔵されている本学日本画歴代教授の作品を中心に24点を展示。作品が完成にに至る過程において、写生から下図へと十分に積み重ねられる道筋をみることのできる絶好の機会を提供する企画である。
アイヌ文化の中にに受け継がれてきた民具の数々は、身の回りのありふれた素材を用いながらも、技術的に高度で意匠的にも優れたものが多い。今回の展示は昭和53年に本学の教員、学生が北海道沙流郡平取町二風谷で行った民具の実測調査が基になっている。第三角図法を基本に描いた実測図329点および着物ほか実物を展示。
定年退職を記念して開催される本学恒例の自選回顧展で、油彩画30余点を展示。同教授は1927年生まれ、東京美術学校卒業(1944)、独立展初入選(1950)の後、独立美術協会会員。第16回安井賞展佳作賞(1973)、第4回東郷青児美術大賞(1981)、第5回宮本三郎記念賞(1987)、平成3年芸術選奨文部大臣賞など受賞。
学生と密接な関係を持ちながら、研究・教育を支えている助手の近作を展示。美術系、デザイン系合わせて、30余人が参加する予定。