伊藤友紀
作者コメント:
はじめは一つのベッド―脱ぎ捨てたカーディガン―お気に入りの藤の椅子―編み物をしながら洗濯物のシーツがはためくのが見える小さな出窓―。老人施設の居住環境への疑問から、個室(主体)と環境の可能性を探る。カタツムリハウスでは「移動」、ドローイングでは「時間」という多様性を示した。ひとりのおばあちゃんの行為から家具―建築―場が生まれ、繰り返される行為の軌跡は変化し続けながらやがて環境を生成していく。
近藤洋平
作者コメント:
私は、大学院で「物質」と「場所」から建築とアートの関係性を研究してきました。建築とアートは「物質」と「場所」に依存し成立していると考え分析を行いました。この作品はその研究の実践です。
この作品は、武蔵野美術大学(場所)のある部分に対し、ワイヤー(物質)によって軸線をつくっています。武蔵野美術大学のキャンパスは、建築家芦原義信氏によって計画され、X軸Y軸の軸線によって構成されています。その軸線に対し、任意の斜めの軸線を新たにつくり出すことよって、現在の武蔵野美術大学のキャンパスの関係性をより明確にすると同時に建築とアートの関係性をリアルに表すことを意図しています。
073.
住宅における家族間のプライバシー意識と間取り
福田智美
作者コメント:
住宅における家族のプライバシー意識は、いつどのようにして生まれたのだろうか。
封建制度が崩れ、住宅が自由に建てられるようになった明治時代から現代までの住宅の歴史と間取りの変化を見ることで、その起源を探る。
また同時に、これからの家族形態やその関係性を考え、30年前の住宅を基に新しい住居空間を提案する。
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