佐々木慶一さん編著『学校の記憶とたからもの』が冊子化

佐々木慶一さん(2011年芸術文化学科)が、編著者として執筆した『学校の記憶とたからもの』が冊子化されました。詳細は以下のとおりです。

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2016年1月にスタートした「北海道新聞販売所だより」連載の学校紹介企画「学校の記憶とたからもの」(発行/北海道新聞販売所だより編集室、函館市)。この度、筆者による再校正を経て、同紙面に掲載の記事12カ月分(2016年1月号〜12月号)が北海道民向け冊子としての本書に収録される運びとなりました。

函館市内の小・中学校を探訪しながら、学び舎において現在まで引き継がれている学校生活の姿や市民生活の面影、さらには有形無形の文化財など、函館において語り継がれる記憶の軌跡が本書では辿られています。

市民生活の軌跡を「なにかの形で紹介してゆきたい」と考えていた筆者の関心として、急速に進められている統廃合の波間に揺れる学校の姿がありました。

そこで筆者は、毎月、小・中学校を1校「北海道新聞販売所だより」にて紹介する試みとして「学校の記憶とたからもの」を企画しました。統廃合を経て終止符が打たれようとしている学校の歩みを目の前に、学び舎に散りばめられた市民の足跡を捉えて、記録として残すことは意味のあることだと考えたからです。

「北海道新聞販売所だより」は地域情報紙として北海道新聞に毎月1回折り込まれ(函館市、一部地域除く)、多くの方々から長年ご好評をいただきながら今日に至ります。今後とも、引き続き学校紹介を紙面にて行ってゆきます。

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