滝戸ドリタさんの「Bug's Beat」がPRIX ARS ELECTRONICA & STARTS Prize 2017にて各賞受賞

滝戸ドリタさん(2004年度デザイン情報学科卒業)と佐々木有美さんとの共作「Bug's Beat」がオーストリアのメディアアートの祭典「PRIX ARS ELECTRONICA & STARTS Prize 2017」にて、以下のとおり受賞されました。

Ars Electronica
STARTS PRIZE

Bug's Beat

作品の説明:
普段は人間には聞こえない虫の足音。Bug’s Beatはその虫の足音を拡張し、指向性スピーカーによってダイレクトに人の聴覚へ届かせ、また虫が歩くたびに振動スピーカーによって、観賞用の椅子が振動し、体感として音を感じさせる作品である。みている小さな虫[視覚]に対して、その虫の足音が大きな音[聴覚]が聞こえ、振動として[体感]できる。視覚と、実際の聴覚、体感による身体的な聴覚とのズレが起こり、自分自身や 小さな生命の縮尺に対して、脳の混乱を起こす。視覚と音響によって、新しい感覚を呼び起こし、価値観をもたらす、生命と音響の体験型作品。

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