「Retrospective」小河泰帆 展

日程 2018年7月10日(火)~2018年8月12日(日)
10:00-17:00 *月曜定休(祝日は営業、翌日休)
場所 秋保の杜 佐々木美術館&人形館(宮城県仙台市太白区秋保町境野字中原128-9)

小河泰帆さん(1995年大学院造形研究科修士課程美術専攻油絵コース修了)の展覧会のお知らせ。

「Retrospective」小河泰帆 展

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東京在住の画家、小河泰帆さんの個展を開催いたします。

小河泰帆さんは館長の大学時代の同級生です。武蔵野美術大学在学中から一貫して抽象絵画を描き続けている彼女の作品は、豊かな色彩に溢れ、見る者の心を奪います。在学中から高い評価を受けていた小河さんですが、2000年から活動を休止したのち、2009年から活動再開した後はエネルギッシュに活動しており、その作品も益々魅力溢れるものになっています。私も彼女の近年の大きな作品は、なかなか実物を拝見する機会がなかったので、今回の展示は私にとってもとても楽しみな展示であり、同時に東北の皆様にも是非見て頂きたい展示となっております。

小河泰帆さんのプロフィールと、作家としての素晴らしい言葉も載せてありますので是非こちらもご覧ください。

小河泰帆(Yasuho.Ogo)
福岡県生まれ
1993 武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業
卒業制作優秀賞・三雲祥之助賞
1995 同大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了
第5回リキテックスビエンナーレ 特別賞
2015 ACTアート大賞展 優秀賞
2017 ART FAIR ASIA FUKUOKA AWARD 入選

小河泰帆ステートメント
私は日々の生活のなか、散歩中に見た光や景色、漂ってくる花の香り、子供とつないだ手の感触や飼っている犬の体温の暖かさ、外から聞こえてくる鳥の鳴き声や雨の音、昨日食べた果物の甘酸っぱさ、そのような五感の刺激にインスピレーションを受けて自己の中に潜っていき、内的世界や感覚の解放と共に作品を描いています。事象を頭で理解しようとするのではなく、全身で感じること、受け止めること、それを絵画として描くこと。それによって、作品を見ている貴方の内にある感性とふれあい、 通じることができればと思っています。

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