教育目標
我々はいつでも自己の空間を生き生きと知覚し、表現していく力を身につける事が必要である。それには、豊富なイメージを湧出できる人間性に裏打ちされた、感性の鋭い養いが重要であり、美の本質を見極め、自己の質を創造性をもって表出しうる個性的表現力が必要である。その表現力の基本をデザイン・工芸・彫塑等を通して学習する事が本旨である。
デザイン・工芸・彫塑等の造形活動は人間にとって総合的視点で俯瞰すると、相互に関連性を持つものであり、本来人間の創造活動においてこそ総合性は重要である。
デザインや情報操作の活動には、発想や構想を基本に、情報を整理統合し、企画・計画やプロセスを重視した見方が必要であり、基礎技術をも内包した造形力や統合力が要求される。
工芸の活動は用途や材料、生産性を考慮しつつ、ものを作る楽しさや難しさを味わいながら、工芸の伝統や現代性を追求する。
彫塑についても現代社会の領域の広がりの中でその基本である観察、描写、表現等立体的に物を把握する為に重要であり、ものの本質を見極めたり、感性の養いなどを目指している。
将来、中学・高校の美術教育におけるデザイン・情報・工芸・彫塑等に生かせる様な基礎教育をも包含しうる内容をも指向している。
共通デザインの実習を通して、我々の生活空間を豊かに創造しうる方向を模索し、又志向出来る様な人間性を培う事により、より多くの創造活動の多様な展開が出来る事を目標としている。
客員教授
- 潘微(パン・ウェイ)
助教
- 阿南有希(あなん・ゆうき)
プロフィール
講師
- 榎本倫顯
- 角文平
- 川口光一
- 小林太加志
- 神藤修
- 竹田精一郎
- 田中行彦
- 内藤衛
- 中川岳二
- 藤井常雄
- 藤田恵美
- 松田崇
- 水田徹
- 三行英登
- 宗像重幸
研究室スタッフ
教務補助員
- 成田真由香
- 本間はなの