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若山卓

板を素材料として取り組んだ「像」九点の大作は、日本画の内にひそむ根源的なものを探り、自己の創造の極限に真正面から向き合い描かれた作品である。人体、仏像のドローイングをつみ重ねた中から独自の形を探り、豊かで厳しく強靱な生命感をたたえた造形が生まれた。抑えた色彩は深い精神性がこもり、澄んだ空間は響きあい、新鮮な魅力をたたえた絵画世界を表現した。

日本画学科教授 三浦耐子

 
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