
仲間と学んだこんなことあんなこと


PICK UP!クリエイティブイノベーション
学科に通うのはどんな人?

WHAT’Sクリエイティブ
イノベーション学科(CI学科)
ってどんなところ?
いま、世界では社会が直面する様々な問題を解決するために、新しい視点=価値観が求められています。
課題の解決には既存の問題の「捉え方」から考え直し、様々な角度から試作しながら考えていく「プロトタイピング*思考」が必要です。問題を捉えて考え抜く視点と、作りながら考える姿勢を身につけ、それらを実践し続ける場所が、クリエイティブイノベーション学科です。
*プロトタイピング=試作すること


TOGETHER教員と学生が一方通行で学ぶのではなく一緒に考え、一緒に学び、刺激し合う場所!
入学してから基礎を学ぶ丁寧な指導もCI学科の魅力ですが、教員との距離が近く、自分の意見を言いやすい環境であることも特徴の一つ!
積極的に質問や相談、意見を交換することができます。
教員が学生をサポートしたり、講評したりすることは少人数制ならでは。ゼミの皆で行うディスカッションはお互いの価値観を知り、距離を近づけるきっかけになります。常にオープンな雰囲気の中で、学生は教員と気軽に交流ができ、より深い学びを得ることができます。

CI学科で身につけた
表現方法や考え方とは?
先生の「とにかく作って、形にする」という姿勢に強く影響を受けていますね。大学に入学してすぐは、アイデアが固まってから作るみたいな思考がありました。けれど、作っていくうちに分かってくる部分があるし、手を動かすうちに思考や現象が繋がっていく。手を動かしたことを振り返りながら、「こういうことだったのね」って後から自分もわかるみたいな感覚があるんです。先生と対話しながらその訓練を続けることで、素直かつ高速にプロトタイピングができるようになり、躊躇せずに表現ができるようになりました。
学科紹介#デザインを学ぶだけでは終わらない創造力×実践力を育む
カリキュラム
実技経験なしでも心配なし
2年間で徹底的に基礎を身につける

CI学科の基礎課程では、美大ならではの本格的な造形教育を経験!絵画、彫刻、映像、デザインのプロセスを学ぶことにより、対象に対する観察力や主題に対する表現力を鍛え、作品講評を互いに繰り返すことにより、プレゼンテーションやディスカッション能力を養うことができます。
卒業生・在学生が振り返る1 - 2年次の授業
印象に残っている・自分の力になったと感じる授業は?
入学後すぐの彫刻を作る授業では、みんなでやろう!って感じだったので友人もできて楽しかったです。
見て、描く授業です。物の見方がすごく変わったので。アート系の先生と話をできたのが良かったなと。絵を描く事に苦手意識がありましたが楽しくなりました。
CI学科では絵を描くことや、彫刻、デザイン系の授業も網羅しつつ、課題解決に取り組んで発表まで一緒にやる。そうやって自分をいろんな授業で比較できたのも、いいカリキュラムだったのかも。
4年間を通して
実社会で活きる力が養われる

アート・デザインを0から学ぶ
CI学科の学生専用のアトリエや施設で絵画、彫刻、映像などの基礎を学び、対象を観察する力や自らの手で表現する力を養い、物事に対する新たな視点や認識を得ます。
また、作品を批評する「講評」を繰り返し、思考を整理する力やプレゼンテーション力、コミュニケーション力を磨きます。こうした造形教育で培われる「創造的思考力」を活かすためには、それを必要とする社会への理解を深めることが大切です。そのため、現代社会や産業を含めた幅広い教養教育も展開し、多様な視点や切り口から、物事に潜む問題を見抜く観察力や洞察力を磨きます。

学んだ基礎を社会で実践できる力に変える2年間
3 - 4年次では「創造的思考力」を実社会で応用するための具体的な方法を、プロジェクトベースの実践的な学びで身につけます。
都心の立地を生かして、提携企業や自治体との合同授業や産学連携プロジェクトなど、リアルな課題に挑戦します。
卒業生・在学生が振り返るキャンパスで学んだこと
CI学科では、一緒に制作をする仲間ができ、新しい教授陣にも出会いました。
この出会いが決定的に自分を変えたな、と。
大学の工房で、制作の機会が圧倒的に増えたのも大きいですね。ホームセンターで木材を買い、自分で切って…初めての制作で手触りを得て、自分の手で形にできるのが嬉しくて。
「別にデザイナーになりたいわけじゃないかも」と考えていたけれど、大学1・2年生で絵画からデザインなど幅広く学べたおかげで、「自分は真剣にデザインがやりたいんだな」って確信しました。その後IT企業でインターンをする中で、UXよりもユーザーの思考を先回りするUIデザイナーの仕事のほうが自分のやりたいことに近いなと気づきました。
様々な産学連携プロジェクトに参加可能!

CI学科では企業や自治体との合同プロジェクトなど、実践重視したリアルな課題に挑戦します。3・4年次では都心の市ヶ谷キャンパスに拠点を移し、創造的思考力を実社会で応用する具体的な方法を学びます。
先輩が参加した
産学連携プロジェクト
卒業生・在学生が振り返る思い出のプロジェクト
プロジェクトで大分県に滞在しコーヒーの屋台で町を回ったり、学内のプロジェクトでデザインを仲間と担当したり…ここ二年は、朝から晩まで大学にいた気がします。
北海道に初めて訪れたのは必修授業の「森町プロジェクト」がきっかけでした。北海道に縁があるわけでなく、「どうやら無料で一ヶ月間北海道に行けるらしいから、デジタルデトックスしたいな」と思っていて(笑)。それぐらい軽やかな気持ちでプロジェクトを選択し、北海道の森町で暮らしながら授業に取り組みました。
プロジェクトが終わる頃には自然と「北海道で就職したい」という気持ちが芽生えていました。
犬と一緒に使えるお皿やロゴを制作して提案しました。町の人も喜んでくれて、授業後にそのロゴの権利を譲渡したんです。その後実際にロゴが使われてたり、色々展開してくれていて。プロジェクトがその地域の人に実際に渡せたっていうのは、めちゃめちゃ大きな体験でしたね。

CIでの学びは実社会と
どう繋がっている?
就職活動ではデザイナーの募集枠を探して、最初はIT企業を中心に探していました。そのうちにメーカーという選択肢があることも知り、大手メーカーに応募。
まずはポートフォリオとエントリーシート、受かると次の選考でデザイン試験…大きな企業なので選考のステップは多かったです。
ただその内容は「この内容、授業課題みたいじゃん」と感じることがとても多くて。CI学科の授業で取り組んできたことが、そのまま出てきた感じです。こうやって話すと某通信学習教材の漫画みたいになっちゃいますけど…(笑)。CI学科で学んでいたことはこうして社会に求められているんだと知りました。
就職実績 美大とビジネスは遠い存在?
ムサビの就職率は93%!

ムサビの就職率は93%!その中でも就職先は様々で、デザインを学んだ人はデザイナーになる、というわけではありません。
CI学科の卒業生は他学科よりもデザインなどを専門するだけでなく、企画や営業などの幅広い職に就く人の割合が多いのも特徴のひとつ。その割合は49%にも!
アートとデザインを学ぶことで多様な視点で社会課題に向き合い、新しい価値を創造する、それはビジネスの場でいま最も必要とされている能力であり、卒業生たちの活躍の場も広がっています!
入試情報
絵が描けなくても挑戦できる
実技試験がない選抜方式
CI学科の大きな特徴の一つ、それは実技試験がないこと。
「絵が描けないから美大受験はできない」「デザインに興味があっても実技のトレーニングなんて受けたことない」…そんな人でも、CI学科は高校で学んだ勉強だけで受験することができます。好きな気持ちだけ持って、一歩前に踏み出してみてください!
一般方式 得意な3科目で受験したい人におすすめ
CI学科の特性に見合う基礎知識と思考力、判断力を、独自の学力試験の成績で合否判定する選抜方式です。
- 「文系学力重視型」と「理系学力重視型」を選択
得意とする分野の3科目で受験可能
共通テスト 併願しながら受験したい人におすすめ
幅広い科目に対する基礎知識と思考力、判断力を大学入学共通テストの成績で合否判定する選抜方式です。共通テストの結果を利用するので、得意分野を活かして受験できます。
- 3教科方式と5教科方式選択可能
- 一般方式、学部統一方式との併願も可能
学部統一方式 併願しながら少ない科目で受験したい人におすすめ
CI学科がある造形構想学部では美術やデザインなどを通して社会と関わり、社会が直面する問題を解決できる人材を育成します。その理念に共感し、学びたいという熱意ある学生を受け入れることを目的とした入試です。
- 映像学科との併願が可能
- 文系(英語・国語)または理系(英語・数学)の科目で受験可能
ムサビで学びたい熱意が強い人におすすめ!
総合型選抜は[前期][後期]の2つの日程がありますが、CI学科では[前期]のみ実施しております。
以下2つのテスト方式がありますので、ご自身の得意に合わせ選択してください。
各テスト方式について詳しくは募集要項をご確認ください。
※2つとも専願のみの選抜方式です
構想力重視方式
「構想力テスト」という、与えられた身近な生活環境や社会現象の分析力、構想のベースとなる「課題」からの視点や切り口の独創性、それらが説得性のある提案力につながっているかどうかを重視するテストを実施します。
探究力重視方式
高校の総合的な探究の時間に行った探究活動についてのプレゼンテーションをおこない、自身で見いだした課題に対して積極的に試行錯誤を行おうとしている志向性を評価します。
