建築学科3年プロジェクト・チームが協力した提案が東京都コンペにて最優秀に選出

本学建築学科3年次授業「設計計画Ⅲ-1」において、長尾重武教授スタジオ(ゼミ)に立ち上げられた府中プロジェクト・チームが協力した相羽建設株式会社の提案が、東京都のコンペ「長寿命環境配慮住宅モデル事業」にて最優秀提案応募者に選出されました。今後も実施に向けて協力が予定されています。

提案「園路がつむぐ庭物語」にコンピュータを駆使し、シミュレーションを行い、提案のビジュアル資料を制作。選定理由等で、関与した部分の評価は以下のとおりです。

・最優秀応募者の選定理由として、
「環境配慮及び街区の形成とマネジメントに関する評価」では、「公園の中に建つように境界線を意識せずに自由に暮らす」考え方のもとに考案された、各住戸をずらして配置する独特の住宅配置計画とすることで、住宅の間の園路(共有スペース)に多様性を生み出している点、日照や通風を含めた外部環境のシミュレーションに基づく配置計画、住戸内部と外部の空間の連続性が高く評価された。

・総合評価として、
「地域の大学との共同により、随所に独自性のある提案がなされている点が高く評価された。コミュニティ形成に寄与する仕掛けや、園路の監理などのマネジメント面において、全体的に意欲的な提案が評価された。」

■府中プロジェクト・チーム・メンバー
當間嗣人(2010年卒業生)
伊藤健太郎、大蔵彩湖、岡崎亮子、小田権史、桐田麻唯香、倉島友香、佐々木里奈、佐藤駿(建築学科3年)

相羽建設サイト 東京都都市整備局サイト

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