多種多様な学部・学科構成。
本学の前身である帝国美術学校は、日本画科、西洋画科、工芸図案科の3科から始まりました。現在は造形学部と造形構想学部の2学部に、絵画、彫刻からデザイン、建築、映像、芸術文化、そして社会イノベーションまで、美術・デザインの広がりに対応する12学科を設置。造形研究科、造形構想研究科から成る大学院では、学部で培った能力をさらに深化させ、文化の創造、発展に寄与することを目的とした制作、研究活動を展開しています。
また、造形を学ぶ高等学校卒業以上の学歴を持つ方を対象にした、長い教育実績を持つ通信教育課程を設けるなど、自身の夢に近づくことができる様々な入り口を用意しています。

造形学部
「真に人間的自由に達する美術教育」という本学の教育理念のもと、美術・デザインの領域において総合的な造形教育を進める10学科を設置しています。
造形構想学部
本学独自の造形教育、教養教育で培われる「創造的思考力」を駆使して、新たな価値を創出できる人材の養成を目指すクリエイティブイノベーション、映像の2学科を設置しています。
*造形学部映像学科は2019年度より造形構想学部へ移設しました
文化総合科目・造形総合科目
造形に関するもっとも優れた基本教育を目指す本学では、個々の学科が独自に専門的能力を追求する[学科別科目]に加え、総合的判断力・批判力を養うために広く諸学問を学ぶ[文化総合科目]、自分の専攻とは異なった領域や他学科の開設する授業を学ぶ[造形総合科目]をバランスよく履修できるシステムを構築しています。
文化総合科目/全学共通科目
造形総合科目/造形構想基盤科目
大学院造形研究科
1973年に開設した修士課程は2専攻12コース、2004年に開設した博士後期課程は3つの研究領域から成ります。多くの領域に開かれた造形研究科は、高い横断性の中で制作や研究を展開できる刺激的で創造性に満ちた場です。
大学院造形構想研究科
2019年に開設した修士課程2コース、2021年に開設した博士後期課程から成ります。創造的思考力と現代社会に対する広範な知識を基盤に、サービスデザインやデザインビジネス研究、映像・写真分野を中心とした新たなメディア表現と社会装置化の探究に取り組みます。