多摩アカデミックコンソーシアム(Tama Academic Consortium=TAC)は、多摩地区にキャンパスをもつ国際基督教大学(ICU)、国立音楽大学、東京経済大学、東京外国語大学、津田塾大学と武蔵野美術大学の6つの大学が結成する大学協力機構です。1995年に設立され、ムサビは2000年10月から加盟しています。
それぞれの特色ある専門分野を活かした相互協力や、ネットワークの構築によって教育・研究活動を活性化させ、地域社会に貢献していくことをめざすTACでは、加盟大学間の単位互換制度や図書館の相互利用、学生・教職員の交流など、多彩な活動を展開しています。
単位互換制度では、加盟他大学が公開する授業を履修し、修得した単位を卒業所要単位に算入することができます。また、総数320万冊を超える加盟6大学の図書館の蔵書群は、各大学の専門性によって個性豊かな魅力的なコレクションとなっています。
「TACニュース」を通じた各大学主催の活動の広報や学生交流イベントの開催を検討するなど、学生はもちろん、教職員も含めた人的交流を盛んにすることにより、さらに新たな成果が期待されています。
TACの活動
1. 単位互換制度
TACでは加盟大学間の単位互換制度を実施しています。
加盟他大学の授業科目を履修して修得した単位は、本学の卒業単位として認定されます。
2. 図書館の相互利用
加盟6大学の図書館の蔵書数は320万冊を超え、各大学の専門性により個性的・魅力的なコレクションとなっています。加盟大学の学生・教職員はそれぞれの図書館を自由に利用できます。
3. 学生・教職員の交流
加盟大学間の人的交流を盛んにすることにより、新たな教育・研究の成果が期待されます。
平成13年度からは加盟6大学の教職員交流講演会を実施。学生交流イベントの開催も検討されています。
4. 6大学共同の広報活動
大学祭やコンサート、美術展をはじめ、公開講座、公開セミナーなど、各大学が主催するイベントや行事などを、webでお知らせしています。
5. 地域社会との協調
地域のニーズにあった公開講座など、特色ある専門分野の学術研究の成果を地域社会に還元できるよう努力しています。