本学の理念・目的の実現に向けて、大学及び法人の運営組織がそれぞれの果たすべき役割を明確にし、目的達成のために改善・改革を推進し、健全で円滑な管理運営を図る。そのために大学及び法人に関する諸規定の整備充実に努め、明文化した規定に基づき公正かつ適切な運営を行う。

大学においては、教育目標に沿って教育の質を確保し、発展を図るために、教授会規則、研究科委員会規則及び各種委員会規則に基づき、適正な運営を行う。
大学運営を円滑に遂行するため、学長のもとに大学運営会議を置く。また、学長の職務の執行を補佐するために学長室会議を置く。

理事会は、寄附行為等の規定に基づき、法人の最終的な意思決定機関として健全な運営に努める。社会環境の変化に柔軟に対応した経営計画を策定し、健全な財政運営を図り教育環境を整備し、本学の教育目標達成に向けて、永続的な発展を図る。
法人の運営を円滑に遂行するため、理事長のもとに法人運営会議を置く。
また、教育研究を円滑かつ効率的に行うため、適切な事務組織を設け、公正で合理的な運営により、大学の理念・目的の達成に資することを目標とする。また、事務職員の意欲・資質の向上を図るため、適正な方策を実施する。

本学は、その理念・目的・教育目標に沿って、教育研究の水準を維持向上させるため、中長期計画及び財政計画に基づく事業計画・予算編成方針を策定する。
財政計画では、教育活動や研究活動に重点配分を行うなど、教育研究活動を活性化する観点を重視するとともに、事業活動収支の均衡を図り、施設設備整備等の戦略的投資を支える財政基盤を確立する。
収入面では、学生生徒等納付金に過度に依存しないよう、補助金獲得や競争的研究費の導入を推進するなど、その他の財源を確保する。