卒業後の留学としては、大学院への留学が代表的です。また本学で学んだ専門分野とは別の分野を学ぶために、海外で学部1年生から新たに学習をスタートさせる卒業生もいます。
卒業後に大学院への留学を考える場合、まずいつ留学したいのか、どこの国に何を勉強しに行きたいのかを明確にする必要があります。例えば、アメリカやヨーロッパの大学では9月頃から年度が始まります。3月に本学を卒業したのち、同じ年の秋から留学をしたいのか、それとも一度就職をして経験を積んだり、お金を貯めたりしてから留学したいのかを検討しましょう。留学希望時期が決まると、それに向けてスケジュールを組み準備をすることができます。
大学院への入学資格及び許可の判断は、国や学校によって異なります。大学によっては、ある一定の基準は満たしているが何かが足りない場合、conditional offer と言って条件付きで入学許可がもらえる場合があります。具体的には「○年○月までに現在在籍している大学を卒業できた場合」や「○年○月までにIELTS スコア7.0以上を提出できた場合」などを満たした場合に入学を許可してもらえるというものです。
留学を実現するためには、留学前に入念な情報収集を行い、「留学資金」「語学力」をできるかぎり蓄えることが不可欠です。時間的なゆとりを十分にもって留学準備を進めることをお勧めします。
学校の検討法、ポートフォリオの作成法、出願書類のそろえ方、エッセイ/インタビューでの心得などについては、本学デザイン情報学科長澤忠徳教授監修、武蔵野美術大学国際部+BNN 編集部編の「How to Study Design and Art Abroad 2007 デザイン/アート留学のすすめ2007」(株式会社ビー・エヌ・エヌ新社)に大変詳しく書かれていますので参考にするとよいでしょう。
パリ賞について
本学では、武蔵野美術大学パリ賞として、毎年、受賞者2名を「パリ国際芸術都市アトリエ」へ派遣しています。
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海外留学奨学金について
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本学卒業生による留学レポート
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