2023年度

innovationGO to MAU 2023
ムサビとつながり、未来をつくる、「高校生」×「美大生」のオンラインアイデアコンテスト

研究先 一般社団法人i.club
研究室 学科横断
期間 2023年5月〜8月
内容 高校生が主体的に問いをみつけ(情報を収集・分析する)、問いをかたちにする(情報から創造する)ことを目的に、全国の高校生と美大生でチームを組み、「君だったら、学びをどうつくる?」をテーマにしたワークショップとアイデアコンテストを実施しました。様々な専攻の学生が高校生のメンターとなり、第1部 FIND Programでは教員インタビュー、第2部 MAKE Programではチームごとにプレゼンテーションを行い、全国から参加した高校生の学びをサポートしました。

innovationGO to MAU 2023

小平市における共生社会実現のための参加のデザインに関する研究

研究先 株式会社ブリヂストン
研究室 視覚伝達デザイン学科
期間 2023年4月〜2024年3月
内容

小平市における共生社会実現のための参加のデザインに関する研究

将来モビリティーデザイン研究

研究先 株式会社ブリヂストン
研究室 工芸工業デザイン学科
期間 2023年5月〜7月
内容 将来モビリティにおける、タイヤ・足まわりの可能性を検討/模索する研究活動です。このプロジェクトは10年以上続いており、モビリティデザインを専攻する3年生13名が参加しました。
2050年の社会で活躍するサステナブルなモビリティデザインの提案を目指し、学生はブリヂストンがコミットする8つの価値と先端技術を学び、毎週企業のデザイナーに進捗を説明しながらアイデアの具体化を検討しました。

10年後に当たり前となっている生き方を想像し、その人生の物語(ストーリー)に登場するモビリティを提案する

研究先 スズキ株式会社
研究室 工芸工業デザイン学科
期間 2023年7月~12月
内容 「10年後に当たり前となっている生き方を想像し、その人生の物語(ストーリー)に登場するモビリティを提案する。」をテーマに、未来予測を行い、そこで人の移動と社会環境に求められるモビリティのデザインを、学生たちの考える「スズキならでは」という視点を盛り込み検討しました。その結果に基づき、スケッチ、CG、モデル等を提案、浜松のスズキ本社にてプレゼンテーション・最終講評を行いました。

WOOD PROJECT

研究先 株式会社資生堂
研究室 工芸工業デザイン学科
期間 2023年9月〜2024年2月
内容 木と透明性、相反する二つの要素がかけ合わさることでどのような価値が生まれるのか。資生堂みらい研究グループが開発に成功した、完全天然成分でできた透明の木材。そのマテリアルリサーチを通し、工芸工業デザイン学科クラフトコース木工専攻の3年生が、新素材の新たな価値の探求と木材本来の既存価値の再考を試みました。工芸工業デザイン学科のリサーチ課題授業「WOOD - New Encyclopedia」の一環として資生堂みらい研究グループと協業し、渋谷のギャラリーにて成果展「Wood x Transparency?」を開催しました。

WOOD PROJECT

WOOD PROJECT

「新生活の為の生活家電 冷蔵庫・洗濯機」-スペキュラティブデザインによる新時代の創造-

研究先 ハイアール アジア R&D株式会社
研究室 工芸工業デザイン学科
期間 2023年9月〜12月
内容 学生自身が思い描く卒業後の新しいライフスタイルをイメージしたメジャーアプライアンス「冷蔵庫/洗濯機」のデザインプロジェクトです。

うつわと和菓子

研究先 株式会社虎屋
研究室 工芸工業デザイン学科
期間 2023年6月
内容 老舗和菓子屋「とらや」の菓子をのせるためのうつわをテーマとした企画展示です。8年目となる2023年は、工芸工業デザイン学科陶磁専攻の学生11名が、小倉羊羹「夜の梅」をはじめとしたとらやの和菓子を題材に制作した器の企画展示およびトークイベント・お茶会を市ヶ谷キャンパスにて実施しました。学生は和菓子の歴史について理解を深め、和菓子とうつわの色や形との関連性を意識しながら制作しました。

令和5年度産学連携コンサート 舞台制作等委託業務「新宿TRI FANTASY(シンジュク・トライ・ファンタジー)」

研究先 公益財団法人新宿未来創造財団
研究室 空間演出デザイン学科
期間 2023年6月〜12月
内容 空間演出デザイン学科の有志学生がステージ美術のデザイン・制作・チラシデザインを担当しました。

NHK スゴEフェス×武蔵野美術大学・セットデザイン共創プロジェクト~ムサビとカケラでなにつくる~

研究先 日本放送協会
研究室 学科横断
期間 2023年8月〜11月
内容 空間演出デザイン学科を中心とした有志学生がEテレ特番「スゴEフェス」の番組用セットデザインを制作したほか、番組スタッフとして番組制作に参加しました。また、芸術祭の開催期間中に番組の装飾制作を体験するワークショップを開催し多数のお客様にご参加いただきました。

インド北東部地域における竹資源利活用推進プロジェクト

研究先 独立行政法人国際協力機構(JICA)、国際航業株式会社
研究室 学科横断
期間 2024年1月〜2月
内容 工芸工業デザイン学科、基礎デザイン学科、クリエイティブイノベーション学科を中心として、インド北東部の竹資源の利活用について多様な視点で提案する学科横断型の国際的なプロジェクトです。独立行政法人国際協力機構(JICA)の技術支援プロジェクトとの連携となります。2023年度は教員と学生がインドのデリー、ゴウハティ、ディマプル、ジョルハート、インド北東部地域を訪れ、現地の竹生産地や生産者の調査、India Design Weekを見学し、National Institute of Design Assam校とワークショップを行いました。2024年度もプロジェクトのフェーズに応じた内容で継続を予定しています。

インド北東部地域における竹資源利活用推進プロジェクト

インド北東部地域における竹資源利活用推進プロジェクト

インド北東部地域における竹資源利活用推進プロジェクト

インド北東部地域における竹資源利活用推進プロジェクト

にっぽん多文化共生発信プロジェクト

研究先 カシオ計算機株式会社
研究室 言語文化研究室、芸術文化学科
期間 2023年9月〜2024年3月
内容 留学生の日本語学習への支援を起点に、学生たちが日本の多文化共生を支える様々な取り組みを取材し、そこで得た気づきを社会に発信・共有するプロジェクトです。2017年から7回目を迎えた2023年度は「インクルージョンとアート」をテーマに1月25日にシンポジウムを開催しました。関係者へのインタビューやディスカッションを通じて社会、環境、精神性とインクルーシブの関係を再解釈し、改めてインクルーシブな社会について学生と参加者が一体となって考えました。

ゴルフ向けウェアラブル・モーションセンシングの応用活用法開発に向けた実践研究

研究先 帝人フロンティア株式会社
研究室 身体運動文化研究室
期間 2023年4月〜9月
内容 帝人フロンティア株式会社よりマトウスMS技術(ウェアラブル・モーションセンシング)の用途展開アイディアの検討を委託され、授業(北徹朗教授)におけるマトウスMSの教育利用を通じて、美大生から応用活用法のアイディアや可能性の提言を募りました。

「三ケ島アートなベンチ」設置事業

研究先 埼玉県所沢市
研究室 卒業生
期間 2023年9月〜12月
内容 埼玉県所沢市の三ケ島地区において、所沢市、埼玉県立芸術総合高等学校、地域の小学生と連携し、アートによる愛着や誇りの醸成および地域活性化を図ることを目的として、座れるアート作品「アートベンチ」を制作するワークショップを実施しました。完成したベンチは、市内のバス停や商店など3箇所に設置されています。

「三ケ島アートなベンチ」設置事業

「三ケ島アートなベンチ」設置事業

「三ケ島アートなベンチ」設置事業

「三ケ島アートなベンチ」設置事業

子どもアートクラブ「旅するアート島〜遊んで、触って、マイコラージュづくり〜」

研究先 公益財団法人新宿未来創造財団
研究室 卒業生、有志学生
期間 2024年2月
内容 公益財団法人新宿未来創造財団の子ども向けアートクラブの一環として、本学卒業生のアーティストを講師に招きコラージュワークショップを実施しました。 小学生34名を対象に、お題にそって共同で制作をする「アート島」をめぐりながら様々な素材や画材、他者の考えに触れ、身の回りの素材を組み合わせて「自分の心の形」をテーマにコラージュ作品の制作をすることで、美術を身近に感じるきっかけづくりや現代を生きる美術作家との交流の機会の創出を図りました。

子どもアートクラブ「旅するアート島〜遊んで、触って、マイコラージュづくり〜」

研究母体である『HIROMA Vision Lab(ヒロマビジョンラボ)』の運営、『キッチンの未来ビジョン』における次世代キッチンの研究と実践および検証

研究先 クリナップ株式会社
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年4月〜2024年3月

サーキュラーエコノミーデザインプロジェクト

研究先 日本無線株式会社
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年4月〜2024年3月
内容 日本無線株式会社と本学学生が共に「循環型社会ビジョンマップの策定」に取り組みました。

これからの学びのデザインプロジェクト

研究先 北海道大学、北海道教育大学、北海道岩見沢市
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年4月〜2024年3月
内容 クリエイティブイノベーション学科ではアート・デザインの学びを基礎に自ら社会へ働きかける態度やスキルを研究しており、この学びはこれからの社会になくてはならないものです。この「あたらしい学び」を学生が実際に作ってみることで、新しい教育の開発プロセスを経験し、創造的な思考力とスキルを深めました。このプロジェクトは内閣府の研究助成制度を活用しながら北海道札幌市、岩見沢市などに滞在し、小中学生の「創造性のための学び」をデザインし、北海道大学・北海道教育大学と連携し、教育実習生や教育の専門家と共にプログラム開発を行います。開発されたプログラムは将来小中学生向けの提供を見据えています。

循環型社会を実現するサーキュラーデザインの方法と実践に関する研究

研究先 株式会社日立製作所
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年5月〜2024年3月
内容 2022年度の共同研究で得た洞察(5つのソーシャルファクター)を深掘りし、プロトタイピング、地域での実践を通じて、サーキュラーデザインの社会実装を検証しました。大きな活動内容としては、(1)修理や自然と暮らしの接続(例えばコンポスト)に関わるデザインリサーチ、(2)滋賀県長浜市を候補に、デザインリサーチをベースにした地域でのサーキュラーデザイン実践、(3)輪読やワークショップを通じて、参加者のサーキュラリティな視点を育て、得られた知見を形にし、社会に発信するサーキュラーデザイン勉強会を行いました。

天草プロジェクト(令和5年度本渡港周辺環境整備事業プロジェクトマネジメント業務委託)

研究先 熊本県天草市
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年5月〜2024年3月
内容 本学と天草市は、美術・デザインのプロセスを通じて地域活性に寄与するため2022年9月に連携協定を締結しました。天草市と本学の連携協定に基づき、前年度に引き続き本渡港周辺環境整備事業について発注支援業務・設計等マネジメント業務・まちづくり支援業務を行うとともに、クリエイティブイノベーション学科産学プロジェクト実践演習を活用して、フィルドリサーチ等を行いました。

「池の露・土着」開発およびデザイン

研究先 合名会社天草酒造
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年4月〜2024年3月
内容 本学と熊本県天草市の連携活動の一環として、クリエイティブイノベーション学科の学生が1カ月間滞在し、天草の魅力を翻訳し発信する活動を行っています。また、株式会社日本総合研究所との共同研究の一環として、天草市をフィールドに新しい官民連携や地域連携モデルの研究を行っています。これらの背景から、天草を代表する酒造メーカーである合名会社天草酒造と有志学生により、芋焼酎「池の露・土着」の開発およびラベルデザインを行いました。本製品は学生・卒業生がデザインしたラベルを毎年変えながら5年にわたり販売が予定されています。

「池の露・土着」開発およびデザイン

「池の露・土着」開発およびデザイン

「池の露・土着」開発およびデザイン

「池の露・土着」開発およびデザイン

創造的地域風土を育むための「あそび」のデザイン

研究先 千葉県君津市、株式会社ジャクエツ、株式会社博報堂
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年9月〜10月
内容 全国で事業を展開するあそび環境づくりを専門とする株式会社ジャクエツ、博報堂の研究期間「UNIVERSITY of CREATIVITY(UoC)」、千葉県君津市と連携し、地域における創造性とは何か?創造性を育むための「あそび」とは何か?を探索し、実践するプロジェクトです。千葉県君津市内の2つの地域(久留里地区、清和地区)を具体的なフィールドとして、リサーチからコンセプト立案、プロトタイプの実践までを行いました。

富士見中学校高等学校 高大連携デザイン教育(デザイン思考+課題探究)プロジェクト

研究先 富士見中学校高等学校
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年9月〜10月
内容 クリエイティブイノベーション学科の授業「産学プロジェクト実践演習」内において富士見高校の1年生(美術選択)に対し、学生がデザイン思考をベースとしたカリキュラム・授業案を設計、ファシリテーションするプロジェクトです。デザイン思考と課題探求をテーマに、教育現場における大学と高校の共創の可能性を探りました。

湖のほとりで水と人の関わり方をデザインする~サーキュラーデザイン×ナラティブデザインの実践~

研究先 滋賀県長浜市
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年9月~10月
内容 滋賀県長浜市との連携協定に基づき、クリエイティブイノベーション学科および大学院クリエイティブリーダーシップコースの産学プロジェクト実践演習にて、造形構想学部クリエイティブイノベーション学科の学生がナラティブリサーチ、サーキュラーデザイン、プロトタイピングを7週間かけて行い、関係者に対し成果を発表しました。

「ストラテジックデザイン研究会」の検討

研究先 日本総合研究所
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年7月〜2024年3月
内容 デザインによる新たな政策形成プロセス及び政策オプションにはどのようなものがあるのか、それらはどの程度の効果をもたらすのかを、海外先進事例における政策形成プロセス・政策オプションのケーススタディを通じて明らかにします。どうすればステイクホルダー共創が実現できるのかを、現場での課題把握と簡易プロトタイプを用いた効果検証を行いました。

おおたオープンファクトリーの価値創出プロジェクト(ものづくりの現場に人を呼ぶ、繋がりの仕組みを作る)

研究先 おおたオープンファクトリー実行委員会、株式会社グラグリッド
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年9月〜10月
内容 東京都大田区の町工場を公開し、モノづくりの技術や職人と触れ合う見学・体験プログラム「おおたオープンファクトリー」の拡大に向けて、活動のブランディングおよびサービスデザイン等のアプローチにより、オープンファクトリーにとっての新たなアウターコミュニケーションを生み出すタッチポイントのアイデア(デジタル・リアルを併用)を通じ独自性の高い価値の表出を試行するプロジェクトです。

北海道森町プロジェクト

研究先 北海道森町
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年9月〜10月
内容 森林資源、農産物、水産物など豊かな自然の恵みを持つ森町をフィールドに、現地滞在しながら地域のメンターの方々と一緒にデザインを行う実践型のプロジェクトです。2021年度に締結した連携協定書に基づき、クリエイティブイノベーション学科および大学院クリエイティブリーダーシップコースの授業「産学プロジェクト実践演習/研究」内で実施しました。

循環型社会の実現に向けたメルカリとのサービスデザイン

研究先 株式会社メルカリ
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年9月〜10月
内容 循環型社会に向けた人の行動変容と習慣化を促す価値共創のデザインをテーマとして、クリエイティブイノベーション学科の学生が株式会社メルカリの研究開発組織「mercari R4D」とともに、サービスデザインに係るプロジェクトを実施しました。本プロジェクトでは、環境にやさしい行動の習慣化や、価値が永く廻り続ける仕組みについて具体的な手段を探索しながら新サービスのコンセプトを開発すると同時に、一連の検討プロセスに関わる中で学生自身が感じた循環型社会に対する学びのデザインにも目を向けました。

循環型社会の実現に向けたメルカリとのサービスデザイン

大分県日出町プロジェクト

研究先 大分県速見郡日出町
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年9月〜10月
内容 大分県日出町はかつて九州と関西の交易港として栄えた街で、城下町で歴史ある風景と豊かな農林水産資源に恵まれ、大分空港と別府の間にある港町です。循環型社会のこれからに向けて、地域の美しい風景、暮らし、一次産業、生業の再生と可視化をテーマとし、公民産学共同で考えるプロジェクトです。クリエイティブイノベーション学科および大学院クリエイティブリーダーシップコースの授業「産学プロジェクト実践演習/研究」内での活動として実施されました。

日本橋浜町ライフスタイルプロジェクト

研究先 一般社団法人日本橋浜町エリアマネジメント、株式会社LIFULL、株式会社コンセント、サントリーウエルネス株式会社
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年9月~10月
内容 日本橋浜町をフィールドに、武蔵野美術大学、住宅情報サービスHOME'Sを手がけるLIFULL、サービスデザインを手がけるコンセント及び健食・健康事業を手がけるサントリーウエルネスが共同で地域課題と企業ミッション双方の実現を目指しました。

すさみ町食の活性化プロジェクト

研究先 一般社団法人熱中学園
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年7月~2024年3月
クリエイティブイノベーション学科および大学院クリエイティブリーダーシップコースの授業「産学プロジェクト実践演習/研究」にて、共創することで、これからの「すさみ町の地域活性化」を実践するプロジェクトです。このプロジェクトをきっかけに融資の学生によるう一般社団法人すさみの美術大学(すさび)が設立され、さらなる地域活性化事業を推進しています。

技術と人の自律協生の在り方をテーマとしたトランジション・デザインの研究

研究先 日本総合研究所
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年7月〜2024年3月
内容 日本総研との基本契約に基づき、「自律協生社会」の実現について、トランジション・デザインを活用したアプローチを研究し有効性を検証し、生成AIの急速な普及等によってグローバルな社会課題となっている「技術と人の自律協生の在り方」について、トランジション・デザインの枠組みを用いたワークショップを通じ考察を深めるプロジェクトです。

根津プロジェクト(空き地、空き家、空きまちの再生プロジェクトに関する研究)

研究先 株式会社都市テクノ
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年7月〜2024年3月

宮崎プロジェクト

研究先 宮崎県
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年9月〜10月
内容 宮崎県の森林産業を資源循環型産業に変革させるため、森林産業の抱える課題の本質を捉え直すプログラムでイノベーション人材創出を推進する事業「森林産業イノベーション人材創出モデル事業」に学生が参画するプロジェクトです。林業関係者や宮崎大生とともに約6週間かけて現地視察や林業ツアー、前年度提案モデルのブラッシュアップ、地元企業への提案・検証を行いました。クリエイティブイノベーション学科および大学院クリエイティブリーダーシップコースの授業「産学プロジェクト実践演習/研究」内での活動として実施しました。

小平市で抱える地域課題に関する提案プロジェクト

研究先 東京都小平市
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年11月〜2024年3月

デジタルアートとコミュニティが生む新しい経済的・社会的価値の探索

研究先 株式会社日本総合研究所
研究室 デザイン情報学科、映像学科
期間 2023年8月〜2024年3月
内容 デジタルアートとコミュニティとの接続により生み出される新たな社会的・経済的価値の可能性を探索しました。特にデジタルアートとコミュニティの接点として、またコミュニティの媒介としてのNFTに着目し、デジタルアートとコミュニティの接点としての相互作用の中で作られる価値および価値形成プロセスについて研究しました。

初等・中等教育機関を対象とした個別最適な情報取得ができるフォント環境(レイアウト環境)が整う世界の検証

研究先 株式会社モリサワ、一般財団法人森澤信夫記念財団
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年9月〜2024年3月
内容 ディスレクシアをとりまく環境と社会課題の検証を行う研究です。近年、UDフォントの導入によって弱視・ディスレクシアの生徒の成績が向上したというデータがある一方で、UDフォントを教育現場が使いたくても使えない組織の壁・教育現場システムの壁があると言われています。特に弱視に対して客観的に測定が難しいディスレクシアは、そもそも認識されないケースも多く、また、教員や学校側の認知も未だ低い現状が見られます。本プロジェクトでは対象者を初等・中等教育機関(主に小中学生)として、フォントだけでなく、対象者をとりまくすべての文字について考え、文字さえ読めれば勉強できたかもしれない人が、読める配慮を社会が正しく用意するための教育現場の課題を明確にするための基礎研究(ソリューションを作る前の段階)を行いました。

「日常の側にあるワーケーション」のデザイン

研究先 株式会社フロンティアコンサルティング
研究室 クリエイティブイノベーション学科
期間 2023年11月〜2024年3月
内容 近年、生活者それぞれが自身のワークライフバランスを選択できる社会の実現が求められています。本研究では、東京都大島町をフィールドにクリエイティブイノベーション学科の授業「クリエイティブイノベーション研究Ⅰ」内において、暮らしや就労に関する行動変容への気づきや、周囲が受け入れやすくなる環境づくりを促進するソリューションアイデアを創出し、プロトタイピングを通してワーケーションサービスのコンセプトの方向性を探索しました。

“表現としてのロボティクス”を探求する「Creative Robotics展」の実施

研究先 ユカイ工学株式会社
研究室 学科横断
期間 2024年2月
内容 学部1年生から4年生を履修対象とした授業「ロボティクス演習」で「自分の欲しいパートナーロボット」をテーマに学生が制作した課題作品とユカイ工学株式会社の製品や未発売のプロトタイプを「Creative Robotics展」と題して展示するとともに、トークイベントや子ども向けワークショップを行いました。
近年、既存の機械工学だけでない「表現としてのロボティクス」の領域は国際的にも注目され、「Creative Robotics」と呼ばれはじめており、美大生のクリエイティブな感性が活かされうる領域でもあります。

“表現としてのロボティクス”を探求する「Creative Robotics展」の実施