2018年度
サミット エコバッグデザインプロジェクト
研究先
サミット株式会社
研究室
芸術文化学科
期間
2018年4月~2019年3月
内容
スーパーマーケットを展開するサミットと、エコバッグのデザインに取り組みました。学生は実際の店舗を見学したり、店頭でお客様に話を聞くなどしてアイデアを膨らませ、慣れないミシンと格闘して試作品を制作しました。現在、商品化に向けて話し合いを進めています。
医療機関における伝達機能向上のためのデザイン
研究先
公益財団法人東京都保健医療公社多摩北部医療センター
研究室
視覚伝達デザイン学科
期間
2018年4月~2019年3月
内容
地域医療連携の推進に取り組んでいる多摩北部医療センターと、近年のキーワードである「ソーシャルインクルージョン(社会的包容力)」という考え方をもとに、地域の中での医療機関の役割について職員の皆さんとデザインの観点から研究しました。フィールドリサーチを通して、「病院と地域の方との関係」、「病院と患者さんとの関係」、「病院内の先生たちの関係」についての課題を抽出し、それを解決するためのワークショップやイベントを企画、実施し、その成果を検証しました。
「若い世代が考えるカーライフを「楽しく」、「便利に」、「快適に」するデザイン性に優れた商品」に関する研究
研究先
株式会社オートバックスセブン
研究室
工芸工業デザイン学科
期間
2018年4月~6月
内容
「カーライフにおいて潜在的に諦めていることを解決する」、 「車でのお出かけにおいて家族・友人・恋人との絆を深める」、 「移動手段としてではなく、車を積極的に使用したくなる」の3点を切り口として、デザイン性に優れた商品について研究を行いました。プロジェクトは実際の商品化を目標として進められ、最終プレゼンテーションでは、様々な企画アイデアが提案されました。
Eastman Chemical社製トライタンの用途開発と新しい価値の創造
研究先
長瀬産業株式会社
研究室
工芸工業デザイン学科
期間
2018年1月~7月
内容
衝撃に強く、透明性が高く、耐熱にも優れた樹脂「トライタン」の、新たな価値を見出すためのプロジェクト。トライタンの特性を活かした、これまでにない製品をという問いに対し、工芸工業デザインコースの大学院生4名が取り組みました。試作では3Dプリンタを効果的に利用することで、本来のトライタン製品に近いモデルを提供することができました。
いすみ市大学生等連携地域活性化事業
研究先
千葉県いすみ市
研究室
共通デザイン、教職課程、デザイン情報学科
期間
2018年6月~2019年3月
内容
2016年度より、千葉県いすみ市と本学は、地方創生に関する分野での連携交流の推進を目的として、域学連携に関する協定を締結しています。本年度は、いすみ市内における、小・中学校、高等学校との連携、地域住民が美術・デザインに触れる機会の創出をするため、本学の学生が全国各地の小中学校を訪れ授業を実施する、「旅するムサビプロジェクト」と、社会人向けデザイン教育講座「WEデザインスクール」を、いすみ市役所職員向けに実施しました。
旅ムサステイ in いすみ 活動報告書
10~15年先の食を中心とした健やかな生活の為のプロダクト
研究先
デロンギ・ジャパン株式会社
研究室
工芸工業デザイン学科
期間
2018年9月~10月
内容
デロンギの持つ家電ブランド「ブラウン」と、「ブラウンハウスホールド大学」と称して8週間にわたる集中授業を実施。ドイツから来日したブラウンのチーフデザイナーから講義を受け、50年先を見越した時に、今すべきことは何かを考える「バックキャスティング」という思考方法を学び、プロダクトの提案へとつなげました。
「わらアートまつり」わらオブジェ制作等業務
研究先
新潟県新潟市
研究室
基礎デザイン学科
期間
2018年6月~2019年3月
内容
2008年より続く新潟市西蒲区との町おこしプロジェクトは、今回で11回目。今年は「動物たちから11を探して」をテーマに、稲わらを利用した、ゾウ、サル、ヤギなど5体を、地元の方々と協力して作り上げました。さらに、外国からの来場者にも対応できるような英語版の案内動画の制作や、5体を楽しんで回れるようなスタンプラリーを、学生が自ら企画・実施しました。
UMARTs2018 うまからうまれるアート展
研究先
公益財団法人馬事文化財団
研究室
芸術文化学科
期間
2018年4月~2019年3月
内容
公益財団法人馬事文化財団とのコラボレーション企画として、本学在学生、卒業生の参加する展覧会「UMARTs2018 うまからうまれるアート展」を開催しました。今回で6回目となる本展では、本学に所縁のある若手アーティストたちが、馬や、馬に関連する美術作品などからインスピレーションを受け、制作した作品を、東京競馬場内のJRA競馬博物館(府中)にて展示しました。また馬や馬文化をもっと身近に感じてもらいたいという思いから、会期中に馬や馬文化により親しめる3つの造形ワークショップを実施し、さまざまなアート作品やワークショップを通して、「馬」と「馬文化」の魅力を伝えました。
将来モビリティーデザイン研究
研究先
株式会社ブリヂストン
研究室
工芸工業デザイン学科
期間
2018年5月~7月
内容
工芸工業デザイン学科インダストリアルデザインコースの3年生11名が取り組みました。学生が提案したモデルとパネルは、毎年、企業博物館「ブリヂストンTODAY」(東京都小平市)の1階イベントスペースで、「ブリヂストン×武蔵野美術大学コラボレーション企画」として一般公開されています。
「立川駅西地下道壁面アート化事業」におけるワークショップ型壁画製作業務委託/立川駅西地下道壁面アート化事業におけるデザイン作成及び完成披露イベント業務委託
研究先
東京都立川市
研究室
視覚伝達デザイン学科
期間
2018年4月~2019年2月/2018年12月~2019年3月
内容
JR立川駅の南北をつなぐ地下道の白一色の壁面をアート化して、地下道全体を美しく安全な環境にするプロジェクトを、立川市より依頼され、「ワークショップ実践研究」の履修学生を中心とした有志学生が中心となって、約2年間、打合せを重ねました。 学生が決めたテーマは「電車でつなぐ西地下道アートプロジェクト」。壁面に電車の絵を描き、その窓には市民や小中学生、アールブリュット作家とともに絵を描いたり、作品を転写したシートを貼ったりして、装飾しました。
スズキの○○があるからできること
研究先
スズキ株式会社
研究室
工芸工業デザイン学科
期間
2018年7月~12月
内容
自動車メーカーのスズキと、工芸工業デザイン学科インダストリアルデザインコースの3年生11名が共同で実施。スズキが将来の販売を期待される商品がどのようなものになるか、その可能性を探り、静岡・浜松の本社で行われた最終プレゼンテーションでは、バイク、自動車等のモビリティーデザインを提案しました。
国分寺地域活性化のための地域仮想通貨に関する研究
研究先
株式会社日立製作所
研究室
視覚伝達デザイン学科、工芸工業デザイン学科、デザイン情報学科
期間
2018年7月~12月
内容
日立製作所が、大学のある小平市と隣接する国分寺市に研究所を持つことが縁で、地域活性のためのプロジェクトがスタート。夏季休業中のワークショップでグループ毎にアイデア出しをし、秋に市内の公園で行われたイベント「ぶんぶんウォーク」に出展しました。当日はなかなか集客できないグループもありましたが、実証という機会に恵まれたのは、学生にとって大きな学びとなりました。
「日本語学習および日本留学の魅力を伝える動画制作」に関する研究
研究先
カシオ計算機株式会社
研究室
言語文化、芸術文化学科
期間
2018年9月~2019年2月
内容
昨年に引き続き、日本に興味を持つ、または日本語を学ぶ外国人に向けた映像作品を制作しました。今年のテーマは「多文化共生」。学生は3グループに分かれて、日本語学校や市民サークルに取材をし、ドキュメンタリーにまとめました。デザイン・ラウンジで行われた最終プレゼンテーションでは、本課題に取り組む学生の様子も、併せて上映されました。
CASIO×MAU 産学共同プロジェクト
「府中の森芸術劇場クリスマスディスプレイの制作」に関する研究
研究先
公益財団法人府中文化振興財団
研究室
芸術文化学科
期間
2018年9月~12月
内容
「府中の森芸術劇場アーツプロジェクト」は、芸術文化学科創設以来継続して行っているデザイン活動で、府中の森芸術劇場の吹き抜け空間に展示をするクリスマスディスプレイの、企画からデザイン、制作、施工に至るまでを一貫して行うプロジェクトです。
今年度は、等身大のクラシック演奏者29人をクリスマスカラーの赤色でシルエット造形し、全てのボディーにはLEDイルミネーションが埋め込まれており、演奏者自らがキラキラ輝く、劇場ならではのオリジナルな創造性と迫力に満ちたデザインで、来場者に驚きと楽しさを感じていただきました。
ことばと社会をアクティブに学ぶ素材開発プロジェクト
研究先
株式会社ラーンズ
研究室
言語文化
期間
2018年9月~2019年3月
内容
ラーンズと、東京学芸大学、武蔵野大学及び本学の、「ことばと社会をアクティブに学ぶ素材開発プロジェクト」。急速に多文化化する日本において、外国につながる子どもが日本語を主体的に学べるゲーム教材の開発に取り組みました。3大学混成のグループを作り、各大学の強みを活かした提案を行いました。
企業ブランディングの構想提案
研究先
第一カッター興業株式会社
研究室
基礎デザイン学科
期間
2018年9月~12月
内容
ウォータージェットやダイヤモンドを使用した工法で質の高い工事を提供する第一カッター興業と、社会が建設業に持つネガティブなイメージの払拭を目指しました。大学院生と学部生が共同して、企業力を社会にアピールする方策を考え、それは企業ロゴやユニフォーム、企業案内のリデザインに及びました。
きらり発見! 西蒲区の魅力映像化事業
研究先
新潟市西蒲区
研究室
基礎デザイン学科
期間
2018年4月~2019年3月
内容
西蒲区の持つ課題に向けたコンテンツを発信してきたプロジェクトは、最終年度を迎えました。2016年『にしかん』、2017年『ハモニカ太陽』に続いて、2018年に制作したのは『ボケとツッコミ』。高齢化をテーマに、夢と現実に翻弄されながら奮闘する主人公の姿が描かれました。
西蒲映画
制作:DRAWING AND MANUAL
平成30年度江戸東京たてもの園情景再現事業「夜間特別開園 紅葉とたてもののライトアップ」実施に伴うインスタレーション及びワークショップの実演・指導委託
研究先
江戸東京たてもの園
研究室
建築学科
期間
2018年10月~11月
内容
建築学科と映像学科の学生グループが、小金井公園内の江戸東京たてもの園で開催された、夜間特別開園「紅葉とたてもののライトアップ」に合わせて、インスタレーション『時空影絵』、ワークショップ『リアル影絵』を実施しました。明治初期に建てられた旅館を舞台に、影絵を投影するパフォーマンスと、来園者も参加できる「影絵ワールド」で、秋の夜長を彩りました。