本学の、ico-D、WDOへの加盟が承認されました。両機関において、教育組織としては本学が日本初の加盟となります。
両機関はデザイン領域での国際的な研究教育機関として広く評価されており、本学の教育研究活動を世界的に伝えていくことに寄与することが期待されています。

また、2020年6月、本学のCUMULUSへの加盟が承認されました。
CUMULUS(クムルス)はアート、デザイン、メディア系の高等教育機関が加盟する世界最大規模の芸術系非営利連合組織で、教育研究に係る情報の入手・人的交流・本学の教育研究活動を世界へ発信すること等が期待されます。

機関概要

ico-D(2014年12月ICOGRADAより名称変更)
International Council of Design

1963年に設立されたコミュニケーションデザインの世界規模団体。グラフィックデザイン、ビジュアルコミュニケーション、デザインマネージメント、プロモーション、教育、リサーチ、ジャーナリズムを網羅する。以上各分野におけるデザイナーの活発な社会的活動を推進し、デザイナーを世界的に連携させていくことを目的としている。
メンバーは企業、政府系団体、教育機関などの正会員60、賛助会員20、協定メンバー11、教育関係83、多数の個人会友からなり、世界67カ国に渡っている。

WDO(2017年1月ICSIDより名称変更)
World Design Organization

1957年に設立された世界的なプロダクト、環境デザイン系の非営利団体で、現在では50カ国150団体、15万人のデザイナーが加盟している。
メンバーは、政府系団体、企業、専門家団体、教育機関などで構成され、工業デザイン分野への発展振興に貢献している。世界規模のネットワークで相互にこれらのメンバーが連携し、利益、経験、ソフト面ハード面の資源を共有する母体となっている。

CUMULUS(クムルス)
International Association of Universities and Colleges of Art, Design and Media

1990年にヘルシンキ美術デザイン大学(現アールト大学 美術・デザイン・建築学部、フィンランド)とロイヤル・カレッジ・オブ・アート(イギリス)が中心となって生まれたネットワークで、2001年から「CUMULUS」として活動を開始した。現在、60か国340校の正会員で構成されており、2011年にUNESCOのパートナー団体として認定された。教育方法・研究の向上を目指して、会員の相互交流を促進している。また、各国の企業、団体、政府等とのコラボレーション活動を推奨しており、年々国際的な活動の場を広げてきている。