2006年度に発足した「国際交流プロジェクト」は、国際交流を大学としてサポートし、個人や学科の経験を大学全体の資産として共有することを目指す制度です。海外の教育機関との共同プロジェクトを通して、新たな美術・デザイン教育の方法論を模索するとともに、本学の教育の在り方を世界に発信します。海外を訪れて現地の学生とともに制作する。そこには、国籍や専攻を越えて語り合う機会が広がっています。また、訪問教授制度や産官学共同プロジェクトなどとの、有機的な連携や相乗効果も期待されています。

2021年度採択一覧

Global Design Initiative(GDI) Workshop 2021〈On-Line〉
(オンライン協定校プロジェクト)

交流機関 ケルン・インターナショナル・スクール・オブ・デザイン、実践⼤学、ロンドン芸術⼤学セントラル・セント・マーチンズ校、ラサール・カレッジ・オブ・アート
実施研究室(代表者) デザイン情報学科(⻑澤忠徳教授)
渡航先 オンライン開催
実施期間 2021年4月17日~7月4日
内容 2015年度から継続している「GDI Workshop 」と名付けたこのプロジェクトは、本学を含む5つの協定校からそれぞれ選抜された学生が、参加校の地域文化と社会状況を観察し課題発見し、協同してグローバルなテーマに取り組むプログラムであり、異文化的相互作用における学びの探求、デザインにおける物語性(ナラティブ)を理解すること、資源としての文化的事物や態度、場所がデザインとしてどう変容させることができるか、そして、新しい世代のデザイナーたちが、彼らの価値、向上心、関心に対して洞察を得ることが目的である。今回は、ロンドン芸大セントラル・セント・マーチンズ校がオンラインで先行実施したプロジェクト「Design Transforms」を、参加大学が順次、それぞれの学事日程に沿って実施し、そのプロセスや成果を5大学がオンラインで共有するリレー方式とした。各参加校は、留学生を交えた国際チームを編成して、「デザインで何をどう変えていけるか?」というテーマのもと、社会問題を観察、それぞれ編成されたチームの共同主観によって課題を発見し、調査・分析を経て、プロポーザルにまとめあげてプレゼンテーションする一連の共同作業に取り組む異文化体験型プロセスによるデザインの可能性にチャレンジするプロジェクトである。
(報告冊子あり)

SWITCH
(オンライン協定校プロジェクト)

交流機関 バンドン⼯科⼤学(インドネシア)他
実施研究室(代表者) 工芸工業デザイン学科(伊藤真一教授)
渡航先 オンライン開催
実施期間 2021年10⽉11⽇〜11⽉15⽇
内容 グローバルな視点で、これからの社会を動かしていくきっかけとなる「SWITCH」を考察する。協定校であるインドネシアのバンドン工科大学に加えて、メキシコのITESO, Universidad Jesuita de Guadalajara、ポーランドのBydgoszcz University of Science and Technologyと本学の異なる大陸に跨る4大学で行うことで多様性のある提案を目指すオンラインワークショップ。最終成果物のプロダクト、グラフィック、空間、プログラムなど形式は自由。各国で経済状況、文化的背景が異なる4か国で、社会のメインストリームには乗らない経済活動(インフォーマルセクター)にクリエイティブな視点を当てることで新たな社会性を生み出すきっかけを作るデザインを考える。
(報告冊子あり)

2022年3⽉15⽇更新