武蔵野美術大学パリ賞(以下「パリ賞」という。)は、1965年に学校法人武蔵野美術大学によって創設され、武蔵野美術大学(以下「本学」という。)が使用権を有する「国際芸術都市」アトリエへの1年間の入居を認める賞です。

その理念は、本学を卒業又は修了した卒業生の中から国際的視野を持ち、将来の活躍が期待される者に、ヨーロッパに留学し、創作研究活動を行う機会を与え、支援することにあります。パリ賞受賞者は、本学が創立会員として使用権を有しているパリにある「国際芸術都市」のアトリエを利用して創作活動を行います。また、研究費100万円が副賞として授与されます。

「国際芸術都市」は、フェリックス・ブリュノー氏、ポール・レオン氏及びエロ・ドゥ・スネルマン氏の発案により、国境を越えて芸術・文化の交流を図ることを目的として企画され、国際芸術都市財団が、フランス文化省、外務省及びパリ市等の援助を受けて建設しました。本学は、この「芸術都市」の創立会員として1963年にアトリエ使用権を得て、以後1965年からアトリエ(本館)へ多くの卒業生を派遣してきました。また、1987年には、新たにアトリエ(別館)の使用権を得て、以後、2アトリエを使用しており、1999年度からは、パリ賞の受賞者2名を、それぞれのアトリエへ派遣しています。

映像学科卒業、2009年度パリ賞受賞

撮影:三本松 淳
(映像学科卒業、2009年度パリ賞受賞)

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お問い合わせ先

国際チーム パリ賞応募係
9:00-16:30(昼休み 12:40-13:40 日・祝除く)
〒187-8505 東京都小平市小川町1-736
tel:042-342-6037 fax:042-342-5193
e-mail:paris@musabi.ac.jp