美術・デザインを中心とする造形分野の、人格的にも優れた専門家の養成を教育目標とする本学は、技術的専門知識の教育のみならず総合的な人間形成のための教育を遂行するために、求める教員像および教員組織の編成方針を以下の通りに定め、教員組織の質の向上と教育体制の強化に努める。

本学の求める教員像

本学教員には、学部および研究科の教育理念、教育目標、カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシーを十分に理解したうえで、学生の信頼に応えうる誠実さ、熱意、倫理観をもって、優れた教育活動を行い、高度かつ先端的な研究および制作活動の実践を通じて自己の専門分野の発展に寄与しうる能力が求められる。また、自己の専門分野における知識と技能ならびに研究や活動の成果を、本学における教育に反映させるとともに、文化の創造発展に寄与するものとし、社会的責任を果たす使命感が求められる。

教員組織の編成方針

(学部)文部科学省の定める大学設置基準に則った専任教員を配置することはもとより、本学学則の定めるところに従い、学部の教育理念、教育目標、カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシーを実現するのに十分な教員組織を整備する。編成にあたっては、各教育単位ならびに各教員の担当分野を明確にすることによって教育目標の達成に関わる責任を明らかにする。

(研究科)大学院設置基準を踏まえ、本学大学院規則の定めるところに従い、研究科の教育理念、教育目標、カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシーを実現するのに十分な教員組織を整備する。編成にあたっては、教員の適切な役割分担及び連携体制を確保し、組織的な教育が行われるよう留意する。