以下は、2021年4月6日(火)に公開した内容を再掲載しています。
本学は、コロナウイルス感染症による影響で経済的に困窮した学生に対し、様々な支援を実施してきました。2021年度も以下の支援について継続して実施していきます。
1)緊急学修支援金(30万円、長期貸与型)
家計急変による仕送りの停止や、アルバイト等の収入が急に無くなり、家賃の支払や生活費等が困窮し、学修の継続に急に支障が出た場合に、まとまった金額(30万円)を迅速に無利子で貸与する通学在籍学生を対象とした緊急対応の支援金制度です。この支援金は、返済期限を卒業後(あるいは修了後)原則5年以内に設定した長期貸与制度です。「緊急対応給付型奨学金」や「緊急貸付金」との併用や、他の公的な奨学金の受給までのつなぎ資金として活用できます。この貸与金は本学在学中に一回に限り利用できます。ただし、在学中に全額を繰り上げ返済した場合は、再度この制度を利用することができます。 *利用希望の方は以下のリンク先をご確認ください。 NEWS 「武蔵野美術大学 緊急学修支援金(長期貸与型・無利子)」 の実施について
2)緊急貸付金(5万円 or 10万円、選択制短期貸与)
アルバイト等の収入が見込めず生活費、情報環境整備等の修学費用負担で、一時的に経済的に困窮する学生のみなさんに、選択可能な金額(5万円 or 10万円)を無利子で迅速に短期貸与する制度です。
この緊急貸付金は、在籍年度内の返済となりますが、返済完了後は同じ年度内であれば、何度でも借りることが可能です。公的な緊急支援金制度による受給までのつなぎとしての活用も、また、本学独自の「緊急学修支援金」、「緊急対応給付型奨学金」と合わせた活用も可能です。
*利用希望の方は以下のリンク先をご確認ください。
NEWS 「武蔵野美術大学 緊急貸付金(5万円 or 10万円、選択制短期貸与)」 の実施について
3)緊急対応給付型奨学金(Aコース50万円・Bコース30万円、給付型)
新型コロナウイルス感染拡大防止のため緊急事態措置が継続され、社会経済が極度に停滞し、今後さらなる家計急変が生じる世帯の増大が見込まれます。そのために修学継続が困難になっている通学在籍学生を対象に、この窮状を救うための「緊急対応給付型奨学金」を2021年度も引き続き実施します。昨年度この奨学金を受給した方も応募できます。
募集要項は以下のとおりです。
NEWS 「武蔵野美術大学緊急対応給付型奨学金」の実施について
4)学費延納・分納の納付期限再延長
家計が急変した場合など、期限内での授業料納入が困難な場合には、延納・分納での納入が可能です。延納の最終振込期限は、前期分が7月20日、後期分は12月20日ですが、特例措置として、前期分は8月31日、後期分は1月31日までに、さらに延長します。なお、既に延納を申請されている場合の振込期限は、自動的に今回再延長した期限とします。
*以下のリンク先も確認してください。
NEWS 学費の納入について[延納・分納願、ネットバンキングからの入金手続き]
5)教育ローンの利息負担
現在在籍中の学生が金融機関等の教育ローンを活用している場合、申し込み時点から卒業(あるいは修了)するまでの期間について、利息を大学が負担します。希望者全員を対象としますが、ローンの種類によって融資条件が異なりますので、詳細を確認し、ご相談ください。
*利用希望の方は以下のリンク先をご確認ください。
NEWS 武蔵野美術大学教育ローン利子補給金交付制度(利子補給制度)について
6)既存奨学金制度等の活用
今回の緊急事態措置による経済的な学生支援については、本学独自のもの以外にも公的な緊急対応の給付型や貸与型など様々な奨学金があります。本学は今年度から始まった大学無償化制度の対象校でもあり、今回の緊急事態措置によって、新型コロナ感染症による家計の急変による修学継続が困難になったことも採用条件に加えられました。これらの支援制度は支給・貸与条件等の制約がありますので、それぞれの経済状況に応じて、適したものを活用していただきたいと思います。
詳細は以下よりご確認ください。
NEWS 家計が急変した方への支援について