第3回LODチャレンジデー in 東海 (アイディアソン+データソン)

日程 2013年8月24日(土)
13:00-17:30
場所 名古屋工業大学 2号館1階 0211講義室(JR鶴舞駅より徒歩10分)

中野圭講師(造形文化研究室コンピュータ演習)が、昨年に引き続き実行委員会のビジュアライゼーション部門の設立にて協力しているイベントのお知らせ。今年は更にLODの技術説明を担当している。

参加費:無料(ご関心のある方はどなたでも参加いただけます)

無線LAN、電源の利用可能

参加申込:以下のサイトよりお願いします。

プログラム:

13:00-13:10 オープニング

13:10-13:20 LODチャレンジJapan2013の紹介

      (LODチャレンジ実行委員会 事務局長 乙守信行氏)

13:25-13:45 海外におけるオープンデータの最新動向

      (情報・システム研究機構 加藤文彦氏)

13:45-14:05 データを使ったこれからのコンピューティング

      (富士通株式会社 次世代情報系ソリューション本部 高梨益樹氏)

14:05-14:20 休憩

14:20-14:30 データソンに向けてLOD開発ツール SparqlEPCU

      (中部大学 年岡晃一氏)

14:30-16:30 アイデアソン・データソン

      (中部大学 年岡晃一氏、名古屋工業大学 白松俊氏)

17:00- 各グループの発表及びクロージング

(18:00- 懇親会)

アイディアソン・データソンの内容:

・ワールドカフェ形式でアイデアソン

・お題:オープンデータをつなげることで生まれる価値/解決できる問題
   (自治体情報、行政、防災、子育て情報、犯罪情報、リコール製品情報、地域情報、観光、政治、ニュース、etc.)

・サービスを実現可能なアイディア

・ニーズを出すアイディア班、シーズがわかるハッカー班でぐるぐる回す?

・データを作るデータソン

 * まず社会的課題を出す→その解決アイディア/解決のために必要なデータ/関係主体/自治体をLODで紐付けてデータ化

・総務省、経産省のCSVをSparqlEPCUに入れておく(ハンズオンに使う)

・Idea LinkDataに最終アイディアを登録

概要:

昨年度に引き続き、今年も名古屋でLODチャレンジデーを開催します!

2011年度から始まった「Linked Open Data チャレンジ Japan」は、Linked Open Data (LOD) およびオープンデータに関する国内唯一のコンテストです。「オープンデータ元年」と言われた昨年度は、200作品を越える多数のご応募がありました。今年は昨年以上にオープンデータが注目され、各地で利用アイディアを語り合うアイディアソンや、実際にデータを利用したアプリを開発するハッカソンが開催されています。

今回名古屋で開催するLODチャレンジデーでは、オープンデータをつなげていくことで生まれる価値や、解決できる問題を考えるアイディアソンを予定しています。オープンデータをつなげる仕組みであるLODは、異なる分野のデータを組み合わせやすくしたり、人々の知識をつなげやすくする基盤技術です。これが、今までに無い新たなサービスを生んだり、気付かれなかった問題を明らかにする可能性があります。

たとえば今、公共データのオープン化が加速しつつありますが、そのような公共データと、私たちの日々の暮らしに埋もれた「気づき」をつなげていくことで、暮らしを改善するサービスを生み出す可能性があるのです。また、オープンデータとクローズドなデータをつなげることで、新たな収益モデルが生まれる可能性もあるのです。

このイベントでは、アイディアソンとデータソンを通じて、社会的なニーズ(防災、生活環境、子育て、選挙、ビジネスなどなど)と、それに答えるシーズ(利用可能な技術、既に公開されたデータ)を俯瞰していく予定です。そこから、シーズとニーズが結び付く協業の輪につなげていければ…と考えています。

この機会にぜひ、日々の暮らしやお仕事の中から生まれるアイディアを語り合い、「オープンイノベーションの種まき」をしませんか?

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