日程 |
2013年10月26日(土)~2013年11月3日(日) 11:00-20:00 *月曜休 |
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場所 | Give me little more.(長野県松本市中央3-11-7) |
渡辺俊介さん(2008年度映像学科卒業)らが企画する展覧会のお知らせです。
この度松本市の多目的イベントスペースGive me little more.にて「津田翔平 渡辺俊介 阿部圭佑 膜-Re:membrane-」を開催いたします。「実験建築家」として空間構成とノイズという取り合わせで見るものの感覚を刺激する津田、人の記憶や感覚といった境界を引き難く曖昧なものへの連想を喚起する「美術家・映像作家」の渡辺、独自の手法によって記録メディアの特性を問い直し、そこから浮かび上がるものを提示する「記録家」に阿部の3人の手によって松本市のイベントスペースに芸術空間が現れます。
作家プロフィール
津田翔平:
新たな空間認識の可能性を探る実験や、様々なノイズを題材とした作品を制作。インスタレーション、立体、平面、映像、音楽、デザイン等、作品の媒体は問わず幅広く活動。2012年12月、音楽家 dagshenma と共同でノイズ専門レーベル UNNOISELESS を設立。
渡辺俊介:
音楽と映像を用い、両者が合わさって織りなす独特の作品世界を展開する。その作品はミニマルな美しさを提示しながら、同時に身体や記憶に関する曰く言い難い感覚を引き起こす。その鑑賞者ごとに異なるであろう感覚を引き出す力が渡辺の魅力だと言える。2008年から国内外で作品を発表。
阿部圭佑:
2011年武蔵野美術大学建築学科卒業。卒業後、友人らとアトリエ空鼠を立ち上げる。同居人の美術家のドキュメンタリーを作った事をきっかけに現在は映像を中心に活動し、ドキュメンタリー映画を制作している。
関連企画
オープニングパフォーマンス
10月26日(土)19:30- *入場料1,000円 要ワンドリンクオーダー
オープニングイベントとして展示作品を軸に映像や音楽を用いたパフォーマンスを行います。作家がリアルタイムで繰り広げる音と映像により展示作品が新たな表情を見せ、「その場でしか起こりえない」芸術空間が出現します。ぜひ体感してください。
作家とゲストによるクロストーク
10月27日(日)13:00- *入場料1,000円ワンドリンク付き
ゲストスピーカーを招いて、制作の動機や方法を作家に聞きます。過去の作品や制作の裏話、今回の展示について率直な意見を聞ける機会です。質問も受け付けますので作品をよりじっくり鑑賞されたい方、作家のことをもっと知りたい方におすすめです。お気軽にご参加ください。
トークイベント「アートにできること」
11月2日(土)13:00- *入場無料 要ワンドリンクオーダー
いま、アートにできることはなんでしょうか。「現代美術ってむずかしい」「現代美術ってなんなの?」という意見が少なからずあるなかで、どんなことをアートに期待できるのでしょうか。現代美術の最前線に立つ3作家を交え、これからのアートについてトークイベントを行います。イベント後には作家との交流会があります。
企画:インデペンデントキュレーター 石田大祐
サンカク社
後援:松本市教育委員会