『強靭な素材、柔軟な思考』-民具と現代バスケタリーの接点- パート2:『絡める、結ぶ、巻く』

日程 2010年12月17日(金)~2010年12月22日(水)
11:00-18:00 *19日(日)は休館
場所 山脇ギャラリー (山脇美術専門学院)
20101126_img_004.jpg

本展では「武蔵野美術大学 美術館・図書館」の民俗資料室が所蔵する民俗造形資料と、現代バスケタリーの造形との接点を紹介いたします。

「籠(かご)」などの伝統的な「編み組み」技術の基本を踏まえつつ、その特徴を活かす現代バスケタリー。作家たちは「籠」の持つ構造の基本を見直し、さまざまな素材の魅力を引き出すことで、斬新な造形へのアプローチを展開しています。

今回は、「絡める(からめる)」、「結ぶ」、「巻く」という3つの技法を取り上げます。先人たちが築いてきた伝統的な造形の面白さと、新しい素材や独創的な発想により生み出された作品の魅力を、ともにご堪能いただければ幸いです。 

■ギャラリートーク
17日(金) 14:00-15:00
関島寿子(現代バスケタリー作家) VS 神野善治(武蔵野美術大学 美術館・図書館館長)


■絡める、結ぶ、巻く ワークショップ
(各回先着10名・参加無料)
  『巻く』17日(金) 11:00-13:00 
  『絡める』18日(土) 11:00-13:00
  『結ぶ』18日(土) 14:00-16:00
絡める、結ぶ、巻く作業を通して、編む技術の可能性、形を作る楽しさを体験してください。

●現代バスケタリー出品者
五十畑麗子・久保容子・関島寿子・高宮紀子・谷川鶴子・深井美智子・本間一恵・吉田雅子

○主催
武蔵野美術大学 美術館・図書館
武蔵野美術大学造形研究センター

○協力
山脇美術専門学院

○企画協力
現代バスケタリー作家

〒102-0074 東京都千代田区九段南4-8-21
tel:03-3264-4027
JR総武線、東京メトロ有楽町線・南北線、
地下鉄都営新宿線「市ヶ谷」徒歩1分

関連記事