「tokyoeye tech」in上海事業

日程 2011年3月4日(金)~2011年3月6日(日)
10:00-22:00 *1日4回のパフォーマンスタイムあり(約15分)
場所 港匯廣場(ガンホイ広場)1Fイベントスペース (GrandGateway 1F)

空間演出デザイン学科、津村耕佑教授がディレクションを担当した「tokyoeye tech」in上海事業のお知らせ。

tokyoeye tech」(トーキョーアイ テック)とは、「tokyoeye」のコンセプトの下に、特に、日本の最新のテクノロジーである高機能繊維製品にフォーカスして、海外展開促進を図るために経済産業省が実施する事業です。2010年度は、中国上海において、現地の消費者および企業に向けての展示・発信(インスタレーション)、現地企業との商談会、そして消費者調査を実施します。日本の大手化学・合成繊維メーカーで構成されている日本化学繊維協会が中心となり、中小企業を含めた日本の繊維産業の最新の技術を集結し、最先端の日本の高機能繊維製品の販路拡大に向けた事業の第一歩とします。

展示・発信事業(インスタレーション)は、上海市内で高感度層が集まる有数の商業施設である港匯廣場(ガンホイ広場)を会場とし、実際に体感できる仕掛けによって、中国の消費者や企業に日本のテクノロジーへの理解を深めてもらうことに注力します。
また、高機能繊維製品の中国市場での商機拡大を図るために、現地企業と幅広いネットワークを持つ上海マートと連動し、ビジネスマッチングも行います。 
更に、製品サンプルの試着・体感調査やインスタレーション会場での意識調査などによって、消費者が日本の最先端の高機能繊維技術にどのような意識・印象を持っているのかといった、今後の中国市場での拡販に向けた課題及び可能性について考察します。

今回のインスタレーションのテーマは、「Functional Fantasy」。ファッションのみならず幅広いクリエーション分野で活躍する津村耕佑氏(「Fainal Home」)に制作、展示のディレクションを依頼。アーティスティックな環境で、日本の高機能素材をハイファッションと融合させ展示・発信します。
日本人の感性が生み出すファンタジーは、自然とテクノロジーと人間を等価で描く独自の世界観で世界を魅了してきました。また、日本人の柔軟な感受性は、独自の文化を継承しつつ、海外の芸術や生活様式、文化までを上手く受け入れ融合してきた歴史を持っています。グローバル化によって、世界の多様な文化が出会う中、日本人の感性とハイテクな繊維技術がそれらの異文化を融合させるためのインターフェイスとなり、新たな可能性を紡ぐファンタジーを創り出すことを目指します。

【tokyoeye事務局】
伊藤忠商事株式会社 (担当:松原)
伊藤忠ファッションシステム株式会社 (担当:辻田)
お問い合わせ:info-tech@tokyo-eye.jp
公式HP:http://www.tokyo-eye.jp/
プレス: press@tokyo-eye.jp

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