Documenta13

日程 2012年6月9日(土)~2012年9月15日(土)
場所 ドイツ、カッセル

津村耕佑教授(空間演出デザイン学科)が5年に一度のアートの祭典、Documenta13に出展します。

アートの祭典「ドクメンタ13」が開催されています!

津村耕佑教授は韓国人アーティスト、Kyungwon Moon & Joonho Jeon のキュレーションの下、未来の企業制服のプロトタイプを設計。同プロジェクトに参加している伊藤豊雄氏はMind SPACEと呼ばれる将来の避難所を設計し、takramは、人間が水不足になった場合に今後供給する装置をつくっています。

ドイツ、カッセルでは津村の作品そのものはもちろんのこと、その制服を纏って撮影された映画も放映され、Korea's workroom Pressにより出版された「News From Nowhere」という本も展示されています。

【作品コンセプト】

宇宙に漂う生命情報を受け反射して輝くこのユニホームは情報収集レベルを調節する事で人の姿を現したりシルエットが解らないほど輝きを増す事も出来る。

自然環境の変化によって滅んでしまう文明から学び、既に宇宙に存在しているクリエイティブな情報から直接インスピレーションを受け常に新しい生命の姿を再構築していく。 生命の進化方向はユニホームを着た人間の個性や成長を服が感知し宇宙情報にアクセスしながら決定する。

対面する相手、時間、場所、状況に応じてビジュアルが変化し、自己と環境をコントロールする装置となるのである。 これは衣服を得る以前の我々の祖先が皮膚と体毛を外界とのセンサーにしてた事に返る、「旅のウエアー」とも解釈する事が出来る。

出展・出版情報(news)

東京都現代美術館 「Future Beauty -日本のファッションの未来性-」(topics)

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