村瀬都思展 MURASE Toshi Exhibition Sights
掲載日:2016年9月20日(火)
日程 |
2016年10月3日(月)~2016年10月31日(月) 11:00-17:00 * 日・祝日休廊(ただし10月30日は開廊、10月25日〜28日は休廊) |
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場所 | 2号館1F gFAL |
村瀬都思さん(2009年大学院造形研究科修士課程美術専攻日本画コース修了)の展覧会のお知らせ。
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村瀬都思は、2009年に本学大学院日本画コースを修了し、修了後も精力的に制作発表を続けている若手作家です。
村瀬は近年「くうどう」という言葉をキーワードにその独特な世界観を作り上げています。誰もが持つ朧げな記憶、形のない何か、または生まれようとする気配が村瀬独自の解釈で画面に美しいフォルムとなって表現されています。絵の前に立つと、太古から人間が持つ遠い記憶を喚起させてくれるような不思議な感覚をも覚えます。
多くの情報が錯綜する昨今において、自身の朧げな記憶を手探りでも掘り下げていくこと、そして小さな事象の1つ1つを注意深く観察していくことは今を生きる私たちにとって、新たなる可能性の扉を開ける第一歩でもあるかもしれません。村瀬の作品は、そのような体験ができる数少ない美しい絵画と言っても良いでしょう。
この展覧会が多くの方にご高覧いただけますようご案内申し上げます。
内田あぐり(武蔵野美術大学日本画学科教授)
アーティストトーク、レセプション:10月6日(木)16:30より
企画:武蔵野美術大学日本画学科研究室
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