日程 |
2022年5月3日(火)~2022年5月8日(日) 12:00-18:00 |
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場所 | KUNST ARZT(クンストアルツト)(京都府京都市東山区夷町155-7 2F) |
小松(旧姓 明堂)可奈子さん(2006年基礎デザイン学科卒業)の展覧会のお知らせ。
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展覧会コンセプト
自分、私というものが在るとして、
出産し子と暮らしていると、
自分が「母親」というものに知らず知らずに溶かされ、
母乳のような白色に染まっているような気になった。
その自覚すらだんだんなくなっていくのかもしれない。
new normalなんていうけれど、
私は乳 normalかと、くだらんことを思う。
(2021年5月16日 自身のFacebookの投稿より)
コロナ禍にいよいよ全世界が向き合わざるを
得なくなった2020年春、
私はずっと背けていた「妊娠」を試みた。
そしてそれはあっさりと成功し、
「妊婦」として約一年間過ごし、
2021年冬に「出産」をし、
2022年の今は「育児」というものをしている。
これまで経験したことのない乳(乳児)に戸惑い、
乳に泣き、乳に笑わされ、乳と共に生きる日々。
それと同時に今までの「当たり前」が、
トロッと粘度を持った何かに塗り替えられているような、
垂れ流されているようなそんな感覚もある。
乳にまみれた私の新しい日常を記録してみる。
詳細は以下のリンク先をご覧ください。 KUNST ARZT 作家サイト