| 日程 |
2022年9月3日(土)~2022年9月4日(日) 13:00-18:00 |
|---|---|
| 場所 | アーツ千代田3331 B105 マルチスペース(東京都千代田区外神田6-11-14) |
津村ゼミ(空間演出デザイン学科)の展覧会のお知らせ。

***
2022年9月3日(土)・4日(日)の二日間、
アーツ千代田にて空間演出デザイン学科津村ゼミ所属学生による作品展覧会を開催いたします。
本展では、『マルチバース』をテーマに14名のムサビ生が考えるそれぞれの多元宇宙を表現した作品を展示します。
ぜひお気軽にご来場下さいませ。
参加学生
空間演出デザイン学科4年津村ゼミ
神田愛子、小川奈々、工藤慶三郎、工藤夏希、黒川吟、瀧理紗子、波田野愛里、平山美桜、藤田皐月、藤田梨紗、宮城茉帆、石田梓
津村教授によるコメント
マルチバース(multi-verse)
観測不可能な多次元宇宙を新実在論的解釈によって表現する。
多様な視点を持って才能を評価するという場合でも評価側は個人の域を出ない。よって評価される側はマルチメディアを意識する必要があるという現代のコミュニケーションシーンの多様化、多次元化に向き合うために自分の認識を拡張させ多角化してみる。
ひいてはファッションという現象がその表層を覗かせるかもしれないという予測もこの課題に含まれる。
固定した形に変化を与える範囲は表層しかない。身体に対する服やヘアーメイク、刺青は人類の特徴を表し、それは内面や社会環境を反映するメディアとも言える。道具というハードの進化が形に反映されるプロダクトの場合は機能がメディア化する。それらの反映としてのメディアが一人歩きし始め芸術はその問題に取り組んできた筈だったが、既にデジタルツインな時代は訪れ反映させる鏡が無限に用意され始め、解放されたイメージはメタバースからマルチバースに拡散される。とはいえ現実の質量を担保できるほどの実感はまだ無いが人間が劣化する事でフラットになるかもしれない。それは夜空に神を見出した時代の人間に近づく事だとも考えられる。
空間演出デザイン学科 ファッションコース教授 津村耕佑
以上の津村教授によるステートメントをもとに、津村ゼミの学生による作品展示を行います。
入場料:無料
主催:武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 津村ゼミ
*新型コロナウイルス感染症予防のためご来場の際はマスク着用の上、アルコール消毒にご協力をお願い致します。
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