野口克洋

野口克洋(のぐち・かつひろ)
NOGUCHI Katsuhiro

専門
英語教育学
Applied Linguistics
所属
言語文化
Language and Culture
職位
教授
Professor
略歴
1991年4月着任
1961年福岡県生まれ
国際基督教大学大学院 教育学研究科博士前期課程修了(修士)
研究テーマ
英語の後置修飾の指導法について。

著書:『A New Approach to English Communication』 武蔵野美術大学出版局 '03年(共著)
論文:「大学生の英語学習に対する動機付けと学習効果についての一考察」『武蔵野美術大学研究紀要』No.28 '97年
「大学生の英語学習を促す学習者要因についての一考察」『武蔵野美術大学研究紀要』No.31 '00年
「読解力向上を目指した分詞の後置修飾の指導法について」『成城イングリッシュ モノグラフ』成城大学大学院文学研究科 '04年
「関係詞の指導法についての一考察」『武蔵野美術大学研究紀要』No.37 '06年
翻訳:『20世紀クロノペディア』ゆまに書房 '01年(共訳)

My research interests include teaching English as a foreign language and applied linguistics. I teach reading classes for both basic and intermediate level students and a basic English grammar class for basic level students. In my reading classes for basic level students, I use a textbook about Europe written in easy English words and mainly focus on grammar and vocabulary. Intermediate level students read short stories by well-known authors such as Edgar Allan Poe, O. Henry, and Ellery Queen. Some of the stories are quite difficult for them to understand, but they enjoy reading them with the help of a dictionary.


外国語としての英語教育

研究テーマは非英語国の日本における外国語としての英語教授法で、特に、日本語と英語の語順の違いに着目した英語の後置修飾の指導法についてである。
日本語と英語の語順の違いを英語学習者は、しばしば意識させられてはいるが、それは単に動詞が文末に来るのが日本語の語順で、主語のすぐ後に動詞が来るのが英語の語順であるという単純なものではない。学習者にとって、最も重要だと考える語順の違いは、被修飾語の位置が修飾語の後に来るのが日本語で、修飾語の前に来るのが英語であるということである。
研究成果として、語順(文型)に着目した英語の教科書(共著) 『A New Approach to English Communication』(武蔵野美術大学出版局、2003年)と分詞の後置修飾の指導法についての論文「読解力向上を目指した分詞の後置修飾の指導法について」(『成城イングリッシュ モノグラフ』、2004年)がある。

『A New Approach to English Communication』
武蔵野美術大学出版局 2003年(共著)

『成城イングリッシュ モノグラフ』
成城大学大学院文学研究科 2004年


1 武蔵野美術大学で目指す英語教育

美術・デザインを専攻する学生が、自分の作品を英語で説明しなければならない場合に、簡単な単語や構文を使って自分の考えを述べる(文字にする)ことができるようになることと、簡単な英語で書かれた美術・デザイン書、小説、エッセイ、雑誌などを辞書を用いながら独力で読めるようになることが最低限の目標だと考えている。英語力がある程度あり、最低限の目標を達成している学生に対しては、より高度な英語を身につけることを目標にしている。

2 担当授業

初級英語1-1・1-2(講読)
初級レベルの英語を読む授業である。中学校や高校で学習したレベルの英語に自信がない、あるいは、基礎から英語を学習し直したいと希望する学生を対象としている。初級レベルの文法、語彙を詳しく説明しながら、テキストを読み進む。テキストで学習した語彙の確認テストを行う。
テキスト:『The Fascination of Europe』 成美堂。

初級英語2-1A・2-1B(英文法)
初級レベルの英語を文法中心に学習する授業である。中学校や高校で学習したレベルの英語に自信がない、あるいは、基礎から英語を学習し直したいと希望する学生を対象としている。文法の解説を中心にしながら、簡単な英文を用いて文法事項の確認を行う。また、基本的な語彙を提示し確認テストを行う。

中級英語1-3・1-4(講読)
短編小説を読む授業である。基本的な文法事項や語彙を理解していれば読むことに苦労しない程度の難易度の英語で書かれた小説であるが、授業においては、基本的な文法事項、語彙の解説も行いテキストを読み進む。日本語に訳すことより、英語を理解し内容を把握することに重点を置く。そのためには、英語の語順通りに英語を理解できるように説明する。毎週テキストで学習した語彙の確認テストを行う。
テキスト:『Minimystery Models』 金星堂。