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宮谷研士

1年次を振り返ると、毎週月・火は図面系の授業があり、水木金はもちろん土曜日にはパソコンを使ったCADの授業があるなど、忙しくも充実した日々でした。1年次の段階から専門分野の授業が多くて実技もある。これはすごくありがたいことだと思います。実は以前、他大学の建築系の学科で学んでいたんですが、1年次はほとんど一般教養、専門科目も建築と土木の“ 講義” が中心でした。橋の構造や交通の制御といった授業は、僕みたいに建築意匠を目標とする者にとっては、違和感が大きかった。思い切って受験し直して本当によかったです。また、他学科開設の実習科目が選択必修科目としてあるので、美大ならではの「ものづくり」の実習を経験できたことは、自分にとって大きな収穫でした。また、4年生の卒業制作を手伝うと先輩と仲良くなれて、技術面から設計事務所でのアルバイト情報まで、いろいろ教えてもらえます。今後はますます専門科目が増えるので楽しみです。

模型200?の家 1/30(スケール)

模型200?の家

1/30(スケール)
中央リビングスペースを“ コア”として、
水周り・階段・和室など必要な機能を周りに
“付ける”イメージで設計した。

塚谷友里

模型建築学科棟 1/100(スケール)

模型建築学科棟

1/100(スケール)
2年次「設計計画Ⅱ-②」の課題。友人との共同制作で、主に模型作りを担当した。イメージは“ 散歩ができる建築学科棟”。意見の刷りあわせなど難しい面もあったが、模型担当として細部まで丁寧な作業を心がけた。

製図や模型など提出物が多いのは大変ですが、仲間と協力し合って学べるのが建築学科の良いところ。個人で出す課題でも、製図室で作業すると結局は一緒に過ごすことが多く、お疲れさま、と声を掛け合って頑張れます。また、学内で自然と芸術作品に触れられるため、居るだけでセンスが磨かれる気がします。そこが一般の建築学科との一番の違いではないでしょうか。数学の授業さえどこかアートっぽくて、1年次にはパズルを解いたり、2年次にはパソコンに数式を入力して色や形を表現するソフトを使ったり。けっこうおもしろかったです。さらに印象深かったのは1年次の共通彫塑。まさか建築学科でモルタルの塊を彫刻するとは思いもしなかったので面食らいました。硬くて彫るのが大変だったけれど、課題である「かばん」の形が出現した時は本当にうれしかった。ものを作る喜びを知るいい機会でした。将来はぜひ学んだことを生かして、建築に関する仕事に就きたいです。