岡崎章講師が『感性と情報からデザインを考えるために』を刊行

岡崎章講師(デザイン情報学科)が、デザインテーマ研究Ⅱ-A「感性と情報」の講義内容をまとめた『感性と情報からデザインを考えるために』を刊行されました。

タイトル 『感性と情報からデザインを考えるために』
著者 岡崎章
出版社 株式会社KANSEI DESIGN

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本書は「感性デザインを具現化するために必要な知識と考え方の第一歩を提供する」ことを目的として記されています。
学問体系の中に「感性デザイン学」という分野がありますが、「感性」を基本としてデザインを考えるためには、様々な感性が持つ情報と人工物などが持つ情報を知り、その相互作用を知ることから始めなければなりません。次にその知識をデザインに活かすためには、感性をある方向に導くための方法を考えることが必要となります。一方で、得られた知識が知識として定着するだけではなく、物事を多角的に捉え、常に発展させていく考え方を産みだす能力となることが必要です。

紹介されたツールなどは、リンク先の専用サイトに繋がるため、その詳細を確認しながら読み進めることができます。また本書は、デザインを学んでいる人やデザインに関わっている人だけでなく、デザインとは異なった分野で「感性」をキーワードに何かに活かそうと考えている人を対象としています。そのためデザインを専門としない人でも分かりやすいように記述されています。

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