宮原ひろ子准教授の研究グループが17世紀のマウンダー極小期直前の太陽周期の変遷を解明

本学の宮原ひろ子准教授(教養文化・学芸員課程)、山形大学学術研究院の門叶冬樹教授(山形大学高感度加速器質量分析センター長)、千葉大学大学院理学研究院の堀田英之准教授、弘前大学大学院理工学研究科の堀内一穂助教らの研究グループは、樹木年輪に含まれる炭素14を世界最高精度で分析し、17世紀の中頃から70年間にわたって発生した太陽活動の低下の直前に、通常は約11年の周期を示す太陽活動周期が最長で16年に延びていたこと、また、活動の低下が40年程度の準備期間を経てゆるやかに発生していたことを明らかにしました。
本研究成果は、英科学誌『Scientific Reports』に掲載されました。

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