岡﨑章講師が『論文の書き方』を刊行

岡﨑章講師(デザイン情報学科)が、株式会社 KANSEI DESIGNより『論文の書き方』を刊行されました。

タイトル 『論文の書き方』
著者 岡﨑章
出版社 株式会社KANSEI DESIGN

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本書は、研究とは何か、幾つかの実験から問いへの解を導くとはどういうことなのか、といったことを概念として理解することで論文の書き方が明確になるという考えから記されたものです。

論文の書き方の前に知らなければならないのが、「論文とは何なのか」ということです。それには「一連の研究のプロセスの意味」を知らなければなりません。そのためには、「研究とは何なのか」を知っていなければなりません。研究には、証明するための実験が必要ですが、それは「なぜ必要なのか」を知っていなければなりません。これを概念的に捉えることができれば、論文の書き方がスッと腑に落ちるものなのです。

日本学術振興会の科学研究費 審査委員名簿として既に公開されているとおり、感性情報学・ソフトコンピューティングA、挑戦的研究の審査委員の経験から分かったことは、研究分野の違いとは関係なく、研究とは、何を押さえておけば良いかということを概念として持っている人の研究計画書の文章は違うことでした。そこで、論文の書き方において概念化ができるように記載したのが本書なのです。

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