日程 |
2021年8月2日(月)~2021年8月4日(水) 10:00-15:00 *学内限定公開 |
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場所 | 民俗資料室ギャラリー(武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス 13号館 2F) |
学生(博物館実習生)、加藤幸治教授(教養文化・学芸員課程)による展覧会のお知らせ。
*学内限定公開(在学生[通信教育課程スクーリング受講学生含む]、教職員等)
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学芸員課程「博物館実習ⅠA」(担当:加藤幸治教授)の履修生による展示「本多豊國 震災絵本『トミジの海』原画展」を、2021年8月2日(月)~4日(水)の日程にて本学民俗資料室ギャラリーにおいて開催いたします。
東日本大震災が起こった時、人々は正解のないとっさの判断を迫られました。山へ逃げるのか、その必要はないのか。漁師はまっ先に船を「沖出し」する準備を始めました。震災絵本『トミジの海』は、宮城県牡鹿半島の漁師・斎藤富嗣(とみじ)さんが、漁船を「沖出し」して大波を越えたあと、港町の惨状を目の当たりにして絶望し、しかしそこから町の再生を決意する物語です。ここには被災地のだれもが直面した困難と絶望、そしてその後の葛藤が表現されています。絵本原画を墨絵画家・本多豊國さんが作成しました。本展示は、絵本原画10点、声優の山寺宏一さんによる朗読映像に加え、博物館実習生による牡鹿半島の風と波をテーマとした展示で構成します。
(当初は作家とともに開催するイベントを準備しておりましたが、感染拡大防止の観点から企画を断念いたしました)
本多豊國
1945年東京都生まれ。墨絵画家としての活動と共に、1964年より本格的に絵画制作活動を開始。 1987年イタリア・ボローニャ国際絵本原画ビエンナーレ入選を皮切りに欧州で絵本の賞を受賞。 1990年にはフランス・ラニオン国際絵本原画ビエンナーレでグランプリ・イカロス賞を受賞するなど、海外でも評価の高い絵本作家。
東日本大震災の被災地では、各地で墨絵ワークショップを実施。絵本『トミジの海』は、クラウド・ファンディングで集められた資金をもとに、千葉県のラジオ局bayfmによって出版された。
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