日程 |
2025年7月23日(水)~2025年7月28日(月) 11:00-17:00 *7月27日(日)休廊 |
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場所 | 鷹の台キャンパス 14号館地下 B103展示室 |
造形構想学部 クリエイティブイノベーション学科4年 石川ゼミによる展示のお知らせ。
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「家に着くまで白い線から落ちたら、地獄ね」
いつからかその線が車道と歩道を分けるものだと疑わず、自然と歩道側を歩くようになった。
もう、白線の上を歩くことはない。
私たちの暮らしは、さまざまな制度に取り巻かれています。法律や貨幣、制服など明確に設計されてきた制度。
しかし、それらもはじめは明文化されない礼や倫理、価値感、身分などを大勢の個人の意識の集合として、後から定義したにすぎません。
そんな制度やルールの境界には、明確な線がひけるのでしょうか。
私たちは、その境界には二項を別つ線ではなく、面があり、
グラデーションがあり、表情があり、感触があることを知っています。
今回、石川ゼミ生12名は、生活に偏在するルールや制度が持つ本質的なグラデーションや表情、
感触を見つめなおして、そんな制度自体を解きほぐします。
ライター:富永陽向、森山愛子
参加者:
クリエティブイノベーション学科4年生
佐藤颯太郎、高橋和花、山本莉子、小林明加利、森山愛子、
森廣優空、西川向、中島咲也香、長谷川凜、田中新一郎、
富永陽向、柚木信寿、嘉藤花香