武蔵野美術大学公開講座

開催趣旨

武蔵野美術大学では、広く社会の方々に向けた、「創造的リーダー像」を探究する公開講座を開講します。

公開講座2023
「デザイン、学びのしくみ」 遠藤大輔×長澤忠徳 トークライブ

 武蔵野美術大学 公開講座2023「デザイン、学びのしくみ」 遠藤大輔×長澤忠徳 トークライブ

プラット・インスティテュートや本学で10年以上デザイン教育に関わり、2023年7月に『デザイン、学びのしくみ - ニューヨークの美大講師が考える創造力の伸ばし方』を出版した遠藤大輔氏を招き、プラット・インスティテュートでの教育、武蔵野美術大学での教育の実践事例を紹介しながら、創造的思考力を育む学びのプロセスの基本、デザインの学びのしくみを解き明かすトークセッション。

本イベントの会場は、武蔵野美術大学が新たな社会の接点のために市ヶ谷キャンパス(Institute of Innovation)7階に2023年6月にオープンした〈Co-Creation Space "Ma"〉にて行います。

当日、会場にて『デザイン、学びのしくみ - ニューヨークの美大講師が考える創造力の伸ばし方』(BNN刊)の販売もあります。

日時 2023年9月22日(金)18:30-20:30
場所 Co-Creation Space "Ma" (武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス7F)
登壇者

遠藤大輔

長澤忠徳

参加方法
定員 50名(先着順)
参加費 無料

公開講座2021
『ぺらぺらの彫刻』についてペラペラ語る会

 武蔵野美術大学 公開講座2021『ぺらぺらの彫刻』についてペラペラ語る会

2018年4月、武蔵野美術大学ではじまった現代彫刻の共同研究。
そのタイトルは「20世紀後半の彫刻概念の再構築―「量塊」に対する「被覆」を中心に―」。

あれから4年、紆余曲折を経て、一冊の本『ぺらぺらの彫刻』(武蔵野美術大学出版局/2021)が完成しました。

とはいえ、この彫刻論議は、書籍が刊行されたくらいですべて丸く収まったりはしない。というわけで、彫刻家、評論家、学芸員、美術史家が再び集結、書籍の刊行を新たな出発点として、彫刻について議論を再開します。

本公開講座では、『ぺらぺらの彫刻』の著者9名が3名ずつに分かれ、本書で言及した論点を中心に語り合い、彫刻の可能性について更に議論を深めます。

日時 2022年1月23日(日)14:00-16:00
登壇者(五十音順)
  • 石崎尚(愛知県美術館主任学芸員)
  • 伊藤誠(彫刻家、本学彫刻学科教授)
  • 鞍掛純一(彫刻家、日本大学芸術学部美術学科教授)
  • 田中修二(美術史研究者、大分大学教育学部教授)
  • 戸田裕介(彫刻家、本学共通彫塑研究室教授)
  • 袴田京太朗(彫刻家、本学油絵学科教授)
  • 藤井匡(東京造形大学造形学部教授)
  • 松本隆(彫刻家、古典彫刻技法研究家、本学・多摩美術大学講師)
  • 森啓輔(千葉市美術館学芸員、本学芸術文化学科講師)
参加方法
会場 武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス 5階 講義室(東京都新宿区市谷田町1-4)+ オンライン配信
受講料 無料
主催 武蔵野美術⼤学
アーカイブ

武蔵野美術大学×国書刊行会
公開講座「膠を旅する――これからの表現と社会へ」

「日本画の伝統素材『膠』に関する調査研究」は、武蔵野美術大学共同研究として2017年にはじまりました。その研究成果は2021年、国書刊行会から出版された書籍『膠を旅する』、および本学美術館にて同名を冠して開催された展覧会に結実しました。本研究では動物資源と表現における問題にまで踏み込むことで、「膠」を単なる日本画の画材としてだけではなく、表現の源流にある社会的あるいは身体的問題へと接近するものとして再思考しました。そして展覧会では来館者の眼前に、ダイナミックにその世界をご覧いただきました。

本公開講座「膠を旅する――これからの表現と社会へ」では、内田あぐり氏や、研究の中心メンバーであった後藤秀聖氏から、書籍や展覧会の目論み、そしてあまり表立って語られてこなかった企画者の考えや思いを語っていただきます。さらに特別ゲストとして国立西洋美術館館長の田中正之氏と永青文庫副館長の橋本麻里氏をお招きします。美術と社会構造を媒介するものとしての「膠」を起点として、私たちが日ごろ目にすることのない表現の原質を探ることで、これからの表現への考え方、あるいは向き合い方を探ると同時に、そこから新たに開かれる表現の可能性について議論を深めていきます。
なお本公開講座は、国書刊行会からの『膠を旅する』の出版および武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス講義室のリニューアル記念として開催します。

日時 2021年11月20日(土)17:00-18:30
登壇者

田中正之(たなか まさゆき)
1963年東京都生まれ。国立西洋美術館館長。1990年東京大学大学院人文科学研究科修士課程美術史学専攻修了後、ニューヨーク大学大学院美術史研究所で学ぶ。1996年より研究員として国立西洋美術館に勤務、「マティス展」(2004年)や「ムンク展」(2007年)などを企画。2007年より武蔵野美術大学にて教鞭をとり、2011年より4年間、同大学美術館・図書館館長、造形研究センター長を務める。2021年4月より現職。主な編著に『近代の都市と芸術7 ニューヨーク 錯乱する都市の夢と現実』(竹林舎、2017年)、『現代アート10講』(武蔵野美術大学出版局、2017年)、主な共著に『西洋美術の歴史8 20世紀 越境する現代美術』(中央公論新社、2017年)など。

橋本麻里(はしもと まり)
1972年神奈川県生まれ。日本美術を主な領域とするライター、エディター。公益財団法人永青文庫副館長。主な著書に『日本の国宝100』(幻冬舎、2011年)、『変り兜 戦国のCOOL DESIGN』(新潮社、2013年)、『京都で日本美術をみる[京都国立博物館]』(集英社クリエイティブ、2014年)、『橋本麻里の美術でたどる日本の歴史』全3巻(汐文社、2016年)、主な共著に『SHUNGART』(小学館、2015年)、『北斎原寸美術館 100%Hokusai!』(小学館、2016年)など多数。

後藤秀聖(ごとう しゅうせい)
1985年福島県生まれ。原爆の図丸木美術館学芸員、美学校超・日本画ゼミ講師。2014年文星芸術大学大学院博士後期課程修了。絵画制作、絵画組成研究として、日本固有の伝統的な絵画材料・素材の文化史に着目し、特に膠の調査研究に従事。

内田あぐり(うちだ あぐり)
1949年東京都生まれ。画家、武蔵野美術大学名誉教授。1993年第12回山種美術館賞展大賞、2002年第一回東山魁夷記念日経日本画大賞、2019年神奈川文化賞、2021年第二回JAPA天心賞大賞など受賞多数。今日まで一貫して「身体」をテーマに、絵画において人間の存在を示すものとは何かという根源的な問題に向き合う。古典的技法だけにとらわれず先鋭的な表現方法を用いた作品は、現代絵画として新たな日本画の可能性を切り拓き続けている。近年の展覧会に、個展「内田あぐり――化身、あるいは残丘」(武蔵野美術大学 美術館・図書館、2019年)、「生命のリアリズム:珠玉の日本画」において「特集展示 内田あぐり」(神奈川県立近代美術館 葉山、2020年)、個展「内田あぐり VOICES いくつもの聲」(原爆の図丸木美術館、2020年)など。

参加方法
会場 武蔵野美術大学 市ヶ谷キャンパス 5階 講義室(東京都新宿区市谷田町1-4)+ オンライン配信
受講料 無料
主催 武蔵野美術⼤学
共催 株式会社国書刊行会
アーカイブ

『膠を旅する』監修:内田あぐり(国書刊行会、2021年)

「膠を旅する―表現をつなぐ文化の源流」(武蔵野美術大学 美術館・図書館、2021年) 撮影:内田亜里

「膠を旅する―表現をつなぐ文化の源流」(武蔵野美術大学 美術館・図書館、2021年) 撮影:内田亜里

公開講座2021
「オンラインで学ぶ!仕事に活きるデザインの視点」 #1 デザインの観察・編集

公開講座「オンラインで学ぶ!仕事に活きるデザインの視点」 #1 デザインの観察・編集

新しい生活様式が生まれ、私たちを取り巻く環境は日々変化しています。けれども、私たちは忙しい毎日の中でその変化を見逃しがちです。少し視点を変えてみると生活の中にはたくさんの発想の種があります。
この講座は、日常を深掘りして新しい発想を生み出すことをテーマとした社会人向けのプログラムです。講師と受講者のコミュニケーションや受講者同士のグループワーク、現場で活躍する方々へのインタビューなどを通じて、それぞれのお仕事にも活かせるデザインの視点を体験しながら学ぶことができます。
美術やデザインの知識経験は問いません。ものづくりに関わる方、サービス提案に関わる方…業種や職種も不問です。
「もっと創造的に仕事をしたい」「日々の業務に新たな視点を取り入れたい」「毎日の生活をもっと楽しみたい」という方のご参加をお待ちしております。

開催概要:

日時 2021年7月28日(水)~8月18日(水)全6回
*ライブ配信・オンデマンド配信を予定しています。
  • 第1回 オンデマンド配信
  • 第2回 8月4日(水)19:00-20:30[ライブ配信]
  • 第3回 オンデマンド配信
  • 第4回 8月11日(水)19:00-20:30[ライブ配信]
  • 第5回 オンデマンド配信
  • 第6回 8月18日(水)19:00-20:30[ライブ配信]
会場 オンライン
受講料 30,000円
申込方法
定員 30名
主催 武蔵野美術⼤学
運営 株式会社武蔵野美術大学ソーシャルマネジメント
監修・講師:

清水恒平

清水恒平
武蔵野美術大学通信教育課程(デザイン情報学科)・基礎デザイン学科 教授
武蔵野美術大学造形学部基礎デザイン学科卒業。
2004年に個人事務所「オフィスナイス」設立。グラフィックデザインや編集、インタラクションデザインなどを中心に活動。2012年から武蔵野美術大学専任講師。2014年から同准教授。
主な仕事: 小学生向けプログラミングプログラム「ロボット動物園」の教材デバイスや教育プログラムの制作、「認知症未来共創ハブ」「人口減少xデザイン」「MUJI HOTEL」「無印良品の家 みんなで考える住まいのかたち」「欲しかった暮らしラボ」「誕生日寄付」「インドシナ料理 アンドシノワーズ」などのウェブデザインなど。
著書:「マルチメディアを考える」(武蔵野美術大学出版局・2016年)ほか。

ゲスト:

田中偉一郎

長通卓也

富田誠

公開講座2020
「未来を作るクリエイティブ・スタートアップ」

公開講座「未来を作るクリエイティブ・スタートアップ」

新規ビジネスのスタートアップ、社会問題解決型のスタートアップ、企業内でのスタートアップなど多様なスタートアップの形がありますが、近年はスタートアップにおけるデザインやアートの重要性が⾼まっています。
武蔵野美術大学では、2019年4月にソーシャルクリエイティブ研究所を開設し、社会に役立つデザインの研究と実践を開始しています。その活動の一つとしてスタートアップにも力を入れており、2019年9月には孫泰蔵氏をお招きして公開講座「スタートアップにとってのデザインとアートの意味」も開催しました。
今回の講座では「未来を作るクリエイティブ・スタートアップ」をテーマとして、クリエイティブ・スタートアップを実践している人達に話題提供をしていただき、クリエイティブ・スタートアップ向けて、参加者と一緒にディスカションします。多くの皆様の参加と発表を歓迎いたします。

開催概要:

日時 2020年8月7日(金)18:30-21:00
会場 オンライン
主催 武蔵野美術⼤学ソーシャルクリエイティブ研究所

プログラム:

18:30-20:00 クリエイティブ・スタートアップの実践
・秋吉浩気(VUILD株式会社代表)
・小川悠(i.club・代表理事)
・戸井田雄(混流温泉株式会社・代表)
・丸山亜由美(トリプル・リガーズ合同会社代表)
20:10-21:00

講師プロフィール:

秋吉浩気
(VUILD株式会社代表)
小川悠
(i.club・代表理事)
戸井田雄
(混流温泉株式会社・代表)
丸山亜由美
(トリプル・リガーズ合同会社代表)

公開講座2019
「クリエイティブを学ぶ!~デザイン、アートの力って?」(第1回〜第3回)

公開講座2019「クリエイティブを学ぶ!~デザイン、アートの力って?」

近年、既存の考え方にとらわれず、自ら課題を発見し、クリエイティブな思考を通じて社会問題の解決や新しい仕組みづくりにリーダーシップを発揮する人材が求められています。
本学は、このような人材の養成を重要な課題としてとらえ、「新しい価値を生み出すとはどういうことか?ビジネスの領域でも注目が集まるアートやデザインの力とは一体、何か?」という問いから、今後のクリエイティブ教育のあり方を模索していく情報発信型の公開講座を開講します。
本講座では、社会人向け教育デザインファームOFFICE HALO代表の稲葉裕美氏をモデレーターとしてお招きし、デザイン・アート的思考を活用し活躍する様々な方々との対話を通して、これからの時代の創造的リーダー像を探求していきます。

稲葉裕美

モデレーター:
稲葉裕美(OFFICE HALO代表取締役/WEデザインスクール主宰)
武蔵野美術大学造形学部卒業。1984年生まれ。アート・デザインと社会の接点が足りていないと感じたことから、その仕組みづくりをしようと考え、武蔵野美術大学に入学。創造性教育やアート・デザイン教育、その実践的活用や普及を研究対象とし、デザインマネジメントやアートマネジメント、文化政策を学ぶ。2014年にアート・デザイン教育の開発・提供を目的としたOFFICE HALOを設立し、同年、社会人向けアートスクール「CORNER」を、2017年に「WEデザインスクール」を開校。近年は、ビジネスリーダーの感性を育成するプログラムの開発・実施を軸とし、人間や体験に寄り添った、企業のブランド戦略、コンテンツ開発などにも携わる。

開催概要:

会場 インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(東京ミッドタウン・デザインハブ内)
主催 武蔵野美術大学
企画・運営 株式会社OFFICE HALO、武蔵野美術大学社会連携チーム
協力 公益財団法人日本デザイン振興会

第1回「0→1を生むアートとデザインの思考」を学ぶ!

日時
2019年9月11日(水)19:00-21:00
講師

長谷川愛

長谷川愛
アーティスト、デザイナー
アーティスト、デザイナー。バイオアートやスペキュラティブ・デザイン、デザイン・フィクション等の手法によって、テクノロジーと人がかかわる問題にコンセプトを置いた作品が多い。 IAMAS卒業後渡英。2012年英国Royal College of Art にてMA 修士取得。2014年から2016年秋までMIT Media Lab にて研究員、MS修士取得。2017年4月から東京大学特任研究員。「(不)可能な子供/(im)possible baby」が第19回文化庁メディア芸術祭アート部門優秀賞。森美術館、アルスエレクトロニカ等、国内外で多数展示。

レポート

第2回「あたらしい仕事をつくるビジョン力」を学ぶ!

日時
2019年9月18日(水)19:00-21:00
講師

鈴木菜央

鈴木菜央
NPOグリーンズ代表理事/greenz.jp編集長
76年バンコク生まれ東京育ち。6歳で来日時は日本語が話せずに成績が低迷するもなんとか進学。妄想だけが友達の日々を送る。その後絵が描けないのに東京造形大学に進学。デザインに落ちこぼれて中二病的発想で「こうなったら社会をデザインしてやる」と意気込む。高校入学まで作文を母親に頼んでいた分際で編集者になる。ソトコトで編集などを経て2006年にウェブマガジン「greenz.jp」を創刊。千葉県いすみ市在住。関係性のデザインを通じた持続可能な生き方、社会のつくりかたを模索中。著作に『「ほしい未来」は自分の手でつくる』など。

ナカムラケンタ

ナカムラケンタ
日本仕事百貨代表/株式会社シゴトヒト代表取締役
1979年東京生まれ。生きるように働く人の求人サイト「日本仕事百貨」代表。シゴトヒト文庫ディレクター、2014-2016 年グッドデザイン賞審査員、2018年IFFTインテリアライフスタイルリビングディレクター。東京・清澄白河「リトルトーキョー」監修。誰もが映画を上映できる仕組み「popcorn」共同代表。著書『生きるように働く(ミシマ社)』。

レポート

第3回「アート× ビジネスの関係」を学ぶ!

日時
2019年10月2日(水)19:00-21:00
講師

遠山正道

遠山正道
株式会社スマイルズ代表取締役社長
1962年東京都生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、85年三菱商事株式会社入社。2000年株式会社スマイルズを設立、代表取締役社長に就任。現在、「Soup Stock Tokyo」のほか、ネクタイ専門店「giraffe」、セレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON」、ファミリーレストラン「100本のスプーン」、コンテンポラリーフード&リカー「PAVILION」、海苔弁専門店「刷毛じょうゆ 海苔弁山登り」を展開。「生活価値の拡充」を企業理念に掲げ、既成概念や業界の枠にとらわれず、現代の新しい生活の在り方を提案している。近著に『成功することを決めた』(新潮文庫)、『やりたいことをやるというビジネスモデル- PASS THE BATONの軌跡』(弘文堂)がある。

レポート

公開講座2019
「クリエイティブを学ぶ!~デザイン、アートの力って?」(第4回・第5回)

公開講座2019「クリエイティブを学ぶ!~デザイン、アートの力って?」

第4回「人類の身体と道具と社会のデザイン」を学ぶ!

日時
2019年10月17日(木)19:00-21:00
講師

関野吉晴

関野吉晴
探検家、人類学者、外科医
1949年1月20日東京都墨田区生まれ。1975年一橋大学法学部卒業。1982年横浜市立大学医学部卒業。一橋大学在学中に同大探検部を創設し、1971年アマゾン全域踏査隊長としてアマゾン川全域を下る。その後25年間に32回、通算10年間以上にわたって、アマゾン川源流や中央アンデス、パタゴニア、アタカマ高地、ギアナ高地など、南米への旅を重ねる。その間、現地での医療の必要性を感じて、横浜市大医学部に入学。医師(外科)となって、武蔵野赤十字病院、多摩川総合病院などに勤務。その間も南米通いを続けた。
1993年からは、アフリカに誕生した人類がユーラシア大陸を通ってアメリカ大陸にまで拡散していった約5万3千キロの行程を、自らの脚力と腕力だけをたよりに遡行する旅「グレートジャーニー」を始める。南米最南端ナバリーノ島をカヤックで出発して以来、足かけ10年の歳月をかけて、2002年2月10日タンザニア・ラエトリにゴールした。
2004年7月からは「新グレートジャーニー 日本列島にやって来た人々」をスタート。シベリアを経由して稚内までの「北方ルート」、ヒマラヤからインドシナを経由して朝鮮半島から対馬までの「南方ルート」を終え、インドネシア・スラウェシ島から石垣島まで手作りの丸木舟による4700キロの航海「海のルート」は2011年6月13日にゴールした。
1999年 植村直己冒険賞(兵庫県日高町主催)受賞
2000年 旅の文化賞(旅の文化研究所)受賞
2013年3月16日~6月9日 国立科学博物館(特別展)「グレートジャーニー・人類の旅 〜この星に、生き残るための物語。〜」
2002~2019年 武蔵野美術大学教授(文化人類学)

レポート

第5回「『役に立つ』から『意味がある』へのシフト」を学ぶ!

日時
2019年11月6日(水)19:00-21:00
講師

山口周

山口周
独立研究者、著作家、パブリックスピーカー
1970年東京都生まれ。電通、BCGなどで戦略策定、文化政策、組織開発等に従事。著書に『ニュータイプの時代』『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』『武器になる哲学』など。慶應義塾大学文学部哲学科、同大学院文学研究科修士課程修了。神奈川県葉山町に在住。

レポート

公開講座2019
「スタートアップにとってのデザインとアートの意味」

公開講座2019「スタートアップにとってのデザインとアートの意味」

新規ビジネスのスタートアップ、社会問題解決型のスタートアップ、企業内でのスタートアップなど多様なスタートアップの形がありますが、スタートアップにおけるデザインやアートの重要性が⾼まっています。
今回の公開講座では「スタートアップにとってのデザインとアートの意味」をテーマとして、スタートアップ⽀援を実践している孫泰蔵⽒(Mistletoe(株)代表)に基調講演をしていただきます。
また、後半では、武蔵野美術⼤学⼤学院クリエイティブリーダーコースのメンバーによるスタートアップ提案に対して、孫泰蔵さんによるアドバイスをしていただきます。
多くの皆様の参加と発表を歓迎致します。

開催概要:

日時 9⽉30⽇(⽉)18:30-21:00 *18:00開場
講師

孫泰蔵

孫泰蔵
世界を代表する連続起業家でありIT関連スタートアップを多く成功させた投資家。
現在はスタートアップの育成を通じ、中⻑期視点で社会課題を解決するCollective Impact Communityという新業態を標榜するMistletoe(ミスルトウ)のFounderとして、社会課題の定義および、それら課題を解決しうるスタートアップ形成に尽⼒する傍ら、複数のITスタートアップで役員も兼務し、数多くのスタートアップを成功へと導いている。

会場 武蔵野美術⼤学 市ヶ谷キャンパス 7階(東京都新宿区市谷田町1-4)
受講料
申込方法
主催 武蔵野美術大学

プログラム:

18:30-19:30 講義(孫泰蔵)
19:30-20:00
20:10-21:00 本学⼤学院生からのスタートアップ提案と孫泰蔵氏によるアドバイス

お問い合わせ先

大学企画グループ 社会連携チーム
9:00-17:00(平日)
〒187-8505 東京都小平市小川町1-736
tel:042-342-7945
e-mail:mau-kouza@musabi.ac.jp