造形に関するもっとも優れた基本教育を目指す本学では、個々の学科が独自に専門的能力を追求する[学科別科目]に加え、総合的判断力・批判力を養うために広く諸学問を学ぶ[文化総合科目]、自分の専攻とは異なった領域や他学科の開設する授業を学ぶ[造形総合科目]をバランスよく履修できるシステムを構築しています。

文化総合科目

造形の各分野を専攻するにあたって、その基盤をより豊かにするために、広く諸学問を学ぶ授業科目です。人文・社会・自然の各分野の教育科目、外国語科目、保健体育科目、美術・デザイン・建築・映像の各領域の専門科目などが開設されています。

造形総合科目

すべての学生が、絵画、彫刻、デザインから専門と異なる領域を実習する「Ⅰ類必修科目」と、他学科が全学にむけて開講する授業を選んで履修する「Ⅰ類選択必修科目」、広く全学を対象とした授業を自由に選択する「Ⅱ類科目」からなっています。これらの授業科目は、12学科の他に、「共通絵画」「共通彫塑」というそれぞれ独立した教育組織によって指導がなされています。

教職に関する科目

教員免許状(中学校教諭一種「美術」、高等学校教諭一種「美術」「工芸」)を取得するための科目です。

博物館に関する科目

博物館や美術館で、資料の収集や整理、保存、展示企画、普及、調査研究などを行う専門職員が学芸員であり、その資格を取得するための科目です。

全学生に対する情報教育及びファイン系の学生に対するデザイン教育に関する科目を開設しています。