奨学金制度について
本学では、学内の奨学金をはじめ、国や日本学生支援機構、地方公共団体、民間団体などの多様な奨学金の募集があり、貸与・贈与の種別、金額、出願資格もさまざまです。
このうち、本学独自の「武蔵野美術大学奨学金」にはA・B・Cの3つのコースがあります。A・Bコースが学部生のみを対象とし、Aコースは国が実施する「高等教育の修学支援新制度」(新制度)における給付奨学金の認定を受けていること、Bコースは新制度における給付奨学金の認定を受けていないことが条件とされています。Cコースは大学院(修士)のみを対象としています(新制度では、大学院は支援の対象となっていません)。
給付額と採用人数は、[Aコース:500,000円/60名][Bコース:300,000円/120名][Cコース:500,000円/20名]となっています。
「日本学生支援機構奨学金」は貸与奨学金ですが、第一種奨学金(無利子)・第二種奨学金(有利子)の2種類があり、多くの方が利用しています。
募集の時期はどの奨学金も4・5月が多くなっています。なお「日本学生支援機構奨学金」については高校3年生の時点で申し込める「予約採用」の制度もあります。
取得可能な資格について
取得可能な資格は以下のとおりです。
○ 中学校教諭一種免許状(美術)、高等学校教諭一種免許状(美術)(工芸)
以下に記す学科で取得可能です。造形学部建築学科、基礎デザイン学科、デザイン情報学科、造形構想学部クリエイティブイノベーション学科、映像学科ではいずれの科目の免許状も取得できません。
- 造形学部
- 日本画学科
- 油絵学科 油絵専攻
- 油絵学科 グラフィックアーツ専攻/版画専攻
- 彫刻学科
- 視覚伝達デザイン学科
- 工芸工業デザイン学科
- 空間演出デザイン学科
- 芸術文化学科
教員免許状を取得するには、教育職員免許法・同法施行規則に基づいた所定の科目を卒業必要単位に加えて履修し、単位を修得しなければなりません。
○ 学芸員資格
造形学部全学科で取得可能です。造形構想学部クリエイティブイノベーション学科、映像学科では取得できません。
学芸員資格を取得するには、博物館法・同法施行規則に基づいた所定の科目を卒業必要単位に加えて履修し、単位を修得しなければなりません。
○ 一級建築士受験資格
・建築学科(免許登録には卒業後2年以上の実務経験が必要となります)
○ 二級・木造建築士受験資格
・建築学科(実務経験の必要はありません)
・工芸工業デザイン学科[インテリアデザインコース](免許登録には卒業後1~2年間の実務経験が必要となります)
*大学院で取得可能な資格
大学院造形研究科修士課程では、中学校教諭一種免許状(美術)、高等学校教諭一種免許状(美術)(工芸)を取得している場合、大学院造形研究科修士課程の所定の単位を修得することにより、中学校教諭専修免許状(美術)、高等学校教諭専修免許状(美術)(工芸)を取得することができます。
造形研究科建築コース、基礎デザイン学コース、デザイン情報学コース、造形構想研究科クリエイティブリーダーシップコース、映像・写真コースではいずれの科目の免許状も取得できません。
留学制度について知りたい
現在、本学では以下の海外大学・高等教育機関と交換留学生の送り出し・受け入れを行っています。各々の大学、高等教育機関に毎年1名から2名の在校生を半年または1年間派遣します。
- パリ国立高等美術学校(フランス)
- アールト大学美術デザイン建築学部(フィンランド)
- ミラノ工科大学デザイン学部(イタリア)
- プラット・インスティテュート(アメリカ)
- ベルリン芸術大学(ドイツ)
- 弘益大学校(韓国)
- ケルン・インターナショナル・スクール・オブ・デザイン(ドイツ)
科目等履修生制度について知りたい
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