2020年9月2日
武蔵野美術大学
学長　長澤忠徳

新型コロナウイルス感染症拡大は、その収束もまだ先の見通せない状況が続いています。本学は、学事日程を大幅に変更し、前期より、段階的入構禁止解除措置を経て7月13日から実技・演習系の授業については可能なものは対面方式として実施してまいりました。
9月7日からの後期授業（市ヶ谷キャンパスは9月3日から）に関しては、対面型授業を原則としつつ、オンライン授業を併用して実施していきますが、海外の大学では、キャンパス入構を解禁した直後に、大量のコロナ感染者が発生したことも報告されています。国内においても、若者の罹患比率が大きくなっていますので、後期にキャンパスに入構して授業を受ける際には、本学から感染クラスターが発生することのないよう、学生諸君は、三密回避、マスク着用などの感染防止対策と健康管理に、これまで以上に留意してください。また、受講する科目の授業方式についても、事前にシラバス等を再確認してくださるようお願いいたします。
新型コロナウイルス感染症を巡る情勢は日々変化しており、また、後期期間中の秋には、インフルエンザの流行と重なる事態も懸念されますので、断定的な方針を打ち出すことは極めて困難ではありますが、後期始業にあたり、以下の基本方針のもとに授業を実施することをお知らせいたします。

1．文化総合科目（全学共通科目）

講義、演習の科目はオンラインとなりますが一部科目については対面となります。また実技科目（主に身体文化に関する科目群）は対面授業となります。
詳細は1号館に掲示する他、LiveCamspusで別途通知します。

2．上記以外の科目

実技・演習系の科目は対面式を原則とし、様々な事情により大学に来校できない学生に対してオンライン授業を並行して行います。また、講義科目については原則オンラインとなります。
科目によって異なりますので研究室にご確認ください。

*時間割（授業時間）は、引き続き通常とは異なる時間で実施します。造形構想研究科クリエイティブリーダーシップコースを除く通学課程の学生は、以下の時間割となります。

• *後期、授業に参加するにあたって、事前にシラバスをご確認ください。
• *対面式が原則の授業においても、教室の人の密度、教員の健康状態等によりオンライン授業を実施する場合があります。
• *オンライン授業は自宅での受講を原則としますが、時間の都合でやむを得ず大学で受講せざるを得ない学生のために、講義室等を開放します。
• *新型コロナウイルス感染症を巡る状況は、依然として予断を許しません。感染が拡大した場合は方針を変更する場合がありますのでご了承ください。