第3回日中大学院生夏季合同制作キャンプ『「存在と考古」 AI時代のデザイン考古と意味のイノベーション』【中国開催分】を実施しました
掲載日:2025年8月28日(木)
7月26日〜8月23日にかけて、本学協定校である中国美術学院が企画した協定校交流プロジェクト【中国開催分】を実施しました。本プロジェクトは、民俗文化視察やエスノグラフィーを創作の起点とした作品制作実験であり、今回は中国美術学院と武蔵野美術大学に加え、西安美術学院も特別参加しました。
本学からは、樺山祐和学長(油絵学科)、篠原規行学長補佐(映像学科)、清水恒平教授(通信教育課程副課程長/基礎デザイン学科)、山中一宏教授(工芸工業デザイン学科)、太田琢人講師(工芸工業デザイン学科)が参加しました。
これまでに、2019年には貴州省黔東南地域、2023年には四川省成都長江流域を調査対象に実施されており、今回は3回目の実施となります。
日本と中国の学生30名は、まず7月26日から陝西省西安で調査を行い、その後、8月5日から浙江省杭州市良渚にある中国美術学院創新設計学院に移動し、「存在と考古」をテーマに共同制作を行いました。日本と中国の学生同士が異なる文化や価値観を理解し合い、友好的な関係を築くことや互いの社会問題や歴史について理解を深める機会となりました。
本プロジェクトは、2026年3月16日〜27日にかけて本学で開催される【日本開催分】をもって完結する予定です。
プロジェクト | 第3回日中大学院生夏季合同制作キャンプ 「存在と考古」 AI時代のデザイン考古と意味のイノベーション 【中国開催分】 |
---|---|
日程 | 2025年7月26日〜8月23日 |
参加校 | 中国美術学院、西安美術学院、武蔵野美術大学 |
西安美術学院での開会式
吴小華中国美術学院創新設計学院元院長・教授による杭州パートのオープニング。
通訳は本学造形構想研究科修士課程クリエイティブリーダーシップコース修了生で中国美術学院創新設計学院教員の王咪さんが担当(左から2人目)。
共同制作の成果発表展示
講評を終え、プロジェクト修了証が授与されました。次回3月に日本でお会いしましょう。