「授業料後払い制度」とは、2024年度から大学院修士段階（修士課程・博士前期課程及び専門職学位課程）の授業料について、在学中の授業料を国が立て替え、返還は卒業後の所得に応じた「後払い」とする仕組みです。本制度利用希望者で対象の条件に満たす方は、採否にかかわらず選考結果が通知されるまでの間、授業料の納入が猶予されます。

以下の条件をすべて満たす者です。

• 日本学生支援機構の修士段階を対象とした第一種奨学金と同様の申込資格及び家計基準、学業成績を満たす者。
• 過去に貸与を受けた奨学金の返還が延滞中である等、第一種奨学金の貸与を受けられない事由がない者

「授業料」が後払いの対象となります。授業料以外の入学金・施設設備費・維持費等は、本制度の対象とはならないため、所定の期間内に納入する必要があります。後払いの上限は、年776,000円と予定されています。支援対象授業料の上限を超える授業料は、別途差額の納入が必要です。支援対象授業料は、日本学生支援機構から大学に振り込まれます。

• 本制度は、国による検討が現在も進められており、今後も変更が生じる場合があります。
• 授業料以外の入学金・施設設備費・維持費等は、本制度の対象ではないため、後払いにはなりません。
• 本制度は貸与であり、修了後の所得に応じて、日本学生支援機構に貸与額を返還する必要があります。
• 授業料の貸与に伴い保証料の支払い（機関保証への加入）が必須です。（授業料と保証料を併せた金額が貸与額となります。）
• 本制度を利用する場合、入学後に日本学生支援機構への申込も必要です。
• 本制度を利用した場合、第一種奨学金の貸与を受けることはできません。
• 本制度に採用されなかった場合、授業料は大学が指定する期日までに払う必要があります。
• 次年度も引き続き制度を利用する場合は、再度申込が必要になります。
• 本学大学院へ進学しない場合、申請は無効となります。申請方法については進学する大学の指示に従ってください。その場合、申請書は、本学にて責任を持って破棄いたします。

修士課程選抜入試出願締切日までに申請書類をご郵送ください。

1. 申請希望者は、締切日までに「授業料後払い制度希望申請書」を出願書類に同封のうえ、募集要項に記載の郵送先へ提出
   ［提出期限：修士課程選抜入試 出願締切日 必着］
2. 申請した合格者は、入学手続きシステムから「支援対象授業料」を差し引いた金額の振込依頼書をダウンロード
3. 振込金額に誤りがないことを確認の上、指定の期日までに振込依頼書で納入
   *申請者も、授業料以外の入学金・施設設備費・維持費等は、本制度の後払い対象とはならないため、振込依頼書の指示に従って納入が必要です。
4. 入学後、日本学生支援機構へ「授業料後払い制度」の申込（4月頃予定）
5. 日本学生支援機構から「授業料後払い」の採否結果通知（6月頃予定）