藤原暢子写真展「北へ VI -ポルトガルの村祭-」

日程 2022年3月16日(水)~2022年3月27日(日)
13:00-19:00 *最終日は17:00まで *休廊:22日(火)・23日(水)
場所 フリースペース緑壱(両国)(東京都墨田区緑1-8-3)

藤原暢子さん(2000年度建築学科卒業)の展覧会のお知らせ。

藤原暢子写真展「北へ VI -ポルトガルの村祭-」

***
写真展概要:
ポルトガル北東部のトラス・オス・モンテス地方、スペインとの国境ぎわにあるコンスタンティン村で、冬至の頃に行われる青年達の祭をとりあげます。12月28日、青年達は、仮面役「カロッチョ」と老婆役「ヴェッリャ」の夫婦、また、二人の子供達と称した8名の踊り手達「パウリテイロス」に扮し、村中の家をまわります。各家ではワインやお菓子、腸詰などで彼らをもてなし、家の前では、バグパイプや太鼓の音色に合わせ、青年達が舞い、仮面達は悪戯を交えつつ住民と挨拶を交わします。一方で、その年に不幸があった家では、皆で静かに祈りを捧げます。一年で一番日の短い冬至の頃、人々は祭でつながりあい、長い冬の夜を超えていきます。

今回は、写真を展示する空間で、1日のみですが津森久美子さんのコンサートも実施します。「ポルトガル-人々の歌」と題し、写真展での村のあるトラス・オス・モンテス地方の民謡も交え、ポルトガルの各地域で受け継がれている労働歌や民謡、フォルクローレ、そしてファドなど、人々に受け継がれる歌を歌います。

作家在廊予定:初日・土・日・祝(終日在廊)
後援:ポルトガル大使館、一般社団法人日本ポルトガル協会

関連記事