藤原暢子写真展「北へⅦ−ポルトガルの村祭−」

日程 2023年4月9日(日)~2023年4月23日(日)
13:00-19:00 *最終日は17:00まで *休廊日:月・火曜日
場所 フリースペース緑壱(両国)(東京都墨田区緑1-8-3)

藤原暢子さん(2000年度建築学科卒業)の展覧会のお知らせ。

藤原暢子写真展「北へⅦ−ポルトガルの村祭−」

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【展示紹介】
●ポルトガル北東部にはキリスト教由来ではない、古い祭礼が残っています。写真展ではその北東部、トラス・オス・モンテス地方、オウジリョン村で、冬至の頃、12月25、26日にOusilhão(オウジリョン)村で行われる仮面の祭「Festa de Santo Estêvão 聖エステーヴァン(ステファノ)祭」を紹介します。聖人の祝祭の名を持ちますが、古来の冬至祭の風習を継ぐ祭礼と考えられています。仮面役の他に、4人の青年からなるMoços(モッソス)、また、王と2名の家臣といった役が登場し、王達の交代の晩餐や、牛車での曳き廻し、 Santo Estêvão(聖エステーヴァン)のミサや御輿渡御など、多くの神事を引き継いでいます。すでに2017年にもこの村を写真展で取り上げていますが、雨の年や、晴れの年、年により様々な顔を見せてくれたこの村の祭を改めて紹介したいと思います。

●最終日4月23日(日)12:00-13:00には、ファド歌手津森久美子さんのコンサートを開催します。昨年同様、ポルトガルのファドに、北東部の民謡も交え、この国の様々な歌を紹介します。人々が歌い続ける歌は、祭りと同様に、その想い、祈りをのせ、自然に継いできたもの。そんな人々の歌、優しい祈りをお届けします。

【会期中企画】
ファド歌手 津森久美子コンサート「ポルトガル-優しい祈り」
日時:4月23日(日)12:00-13:00
料金:1,000円
予約:以下のリンク先をご参照ください。

作家在廊予定:土・日(終日在廊)
後援:ポルトガル大使館、一般社団法人日本ポルトガル協会

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