高橋冴・鷲見友佑トークイベント「わかりやすさのひねくれ」

日程 2024年7月19日(金)
15:00-18:10
場所 鷹の台キャンパス 2号館 5F 513

高橋冴さん(大学院造形研究科博士後期課程1年/油絵学科卒業、大学院造形研究科修士課程油絵コース修了)、鷲見友佑さん(大学院造形研究科博士後期課程1年/空間演出デザイン学科卒業、大学院造形研究科修士課程彫刻コース修了)によるトークイベントのお知らせ。

高橋冴・鷲見友佑トークイベント「わかりやすさのひねくれ」

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概要
武蔵野美術大学博士後期課程に在学する2名の作家、高橋冴と鷲見友佑によるトークイベントを開催します。武蔵野美術大学博士後期課程は、作品制作研究領域、環境形成研究領域、美術理論研究領域の三つの研究領域により構成されており、両者は作品制作研究領域にて作品制作等の実践的研究と並行し、美術史等の学術的研究を行っています。
高橋は、学部、修士ともに油絵を専門とし、忘れたくない記憶や感覚を遺すための表現を探究してきました。鷲見は、学部ではファッション、修士では彫刻と異なる領域を横断しながら、自らが生きる時代の変身の可能性を模索してきました。両者の制作に共通する関心としては、それぞれの表現形式がもつ「わかりやすさ」が挙げられます。このトークイベントでは、高橋と鷲見の制作の原体験である「人形遊び」や「ごっこ遊び」などを通して、それぞれの制作理念について意見交換を行います。
加えて、トークイベント当日には、高橋・鷲見の2名による公開制作を実施します。武蔵野美術大学彫刻学科の授業「抽象彫刻のABC」(『彫刻の教科書1 わからない彫刻 つくる編』より)を課題として、両者が制作に向き合う様子を公開します。

登壇者プロフィール
高橋冴(たかはし・さえ) / 担当教員:丸山直文(武蔵野美術大学油絵学科研究室教授)
1997年、栃木県生まれ。現在、武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程造形芸術専攻作品制作研究領域在学中。近年の展示に「NURO 展」(Bunkamura gallery8、2023年)、「背中の●見晴し台」(コートギャラリー、2023年)など。

鷲見友佑(わしみ・ゆうすけ) / 担当教員:冨井大裕(武蔵野美術大学彫刻学科研究室教授)
1996年、静岡県生まれ。現在、武蔵野美術大学大学院造形研究科博士後期課程造形芸術専攻作品制作研究領域在学中。近年の展示に「移送の庭先」(FabCafe Tokyo、2024年)、「CONTENA」(TAV GALLERY、2023年)など。

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