| 日程 |
2025年10月25日(土)~2025年11月8日(土) 12:00-18:00 *休廊:日・月曜日 |
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| 場所 | 四季彩舎(東京都中央区京橋2-9-11 西堀11番地ビル2F) |
山本靖久教授(共通絵画)の展覧会のお知らせ。

「遠き春」 89×90cm(カゼインテンペラ、アクリル、金箔、銀箔、越前麻紙、綿布、板)
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アーティストステートメント
私は「豊かさ」というテーマを掲げて制作を続けています。現代は物質や情報に溢れ、その過剰さに押し流されて心に影を落とすことも少なくありません。その反問譜として、精神的にも肉体的にも豊かであったであろう原初の情景を描こうとしています。
人間や動物、花、山、水といったモチーフは「豊かさ」の象徴として登場します。その形象はふくよかで丸みを帯び、生命の充足感を湛えています。また私は「日本人の絵画空間」を求め、平面性や即興性、偶然性といった感性を重視し、カゼインテンペラ、アクリル、墨などの水溶性絵具を用いて、キャンバスや板、麻紙に描いています。その表現には「手触り」が感じられ、観者と作品とのあいだに悠然とした時間が流れることを願っています。
戦争や対立が続く現代において、人々の心はさまざまな境界に引き裂かれています。今回の個展タイトル「境界—Boundary」には、そうした断絶を乗り越え、人の心をつなぎ直す可能性を芸術に託した思いを込めました。作品を前にしたひととき、どうか心安らぐ豊かな時間を感じていただければ幸いです。
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