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キムヘヨン

新時代の小型スポーツカーのデザイン(EVベース)

新時代の小型スポーツカーのデザイン(EVベース)

IDコース
ターゲットは20代後半の女性。アフター5や週末に自分を開放し、スポーツカーでジムに行くイメージで設計している。女性らしいやわらかいフォルムと非対称のデザインが特徴。

入学当初は、インテリアデザイン志望でした。でも今はクルマのデザインを主体とする“ カーゼミ”に入り、人に喜ばれる自動車を作ることを将来の目標にしています。その変化をもたらしたのが、フレキシブルなカリキュラム。クラフト、インテリア、インダストリアル3コースのうち、学びたい科目を体験してから専攻を選ぶことができます。特にクラフト関連の授業では、金属や木や陶磁など多様な素材に触れることができる。これは、インテリアやインダストリアルを志望する人たちにとっても有益だと思います。私も金工やガラスを体験したのが良い経験になっていますし、その間にカーゼミの存在を知って「自分が作ったクルマが全世界を走ったらどんなに素敵だろう!」と志望を変える時間の猶予がありました。と同時に、課題制作では決められた時間の中できちんとモノとして完成しなければならない厳しさもありますが、納得して選択した道なので粘り強く取り組んでいます。

豊田裕基

家具のデザインに興味をもち、この学科を志望しました。課題で出した作品で印象深いのは、2年次に「EDS竹デザイン・プロジェクト」で制作した「HASHI stool 」。学内の他、学外やインドネシアでのワークショップでも作品が展示されたことと、夏休みのほとんどを工房に通いつめ、制作に没頭したことが強烈に記憶に残っています。ポイントは、当初からインドネシアへの移送を視野に入れ、分解・組み立てが容易な“フラットパック”の家具にせよ、という条件があったこと。そこで考えたのが、挟むだけで椅子になる形だったのです。と、言葉にすると簡単ですが、アイデアを「作」るのは大変でした。ただ、工デでは、どの授業でも現物を作るのは当たり前だし、陶磁や金工などさまざまな素材に触れる機会が豊富です。その経験から、志望が変わる者もいます。私も今は家具にこだわらず、空間デザインの分野からインテリアを勉強中。そんな変化も工デならではです。

HASHI stool INTコース|竹(EDS)、混合ウレタン、綿布(紺)|W500×D510×H400

HASHI stool

INTコース|竹(EDS)、混合ウレタン、綿布(紺)
W500×D510×H400
薄い竹のプレートを重ねて加工したEDSという素材を使用。
パーツを挟み込むだけで、簡単に椅子の形になる。
挟む・竹・日本……からの連想でHASH I( =箸)と命名した。

伊藤まどか

The Body Parts CDコース 金工専攻|鉄、ステンレス線

The Body Parts

CDコース 金工専攻|鉄、ステンレス線
女性美を表現するラインを探るため、実際に身体に液体を流してみてドローイングを繰り返し、数多くのラフスケッチを描いてデザインを決めていった。

クラフトが好きで、中でもコンテンポラリージュエリーに興味があります。ジュエリーの歴史は繰り返しの歴史といわれますが、そこに変化を起こしたい。その思いを強くしたのが、3年次に作った「The Body Parts」です。金工を選択して初めて本格的に鍛造の技術を学び、挑戦の楽しさを知ると同時に、コンセプトとプロセスをしっかり意識して作った作品でした。「動作から生まれる発想」という課題に対して、“ 流れる”という動作を取り上げましたが、美を線で表したい、というコンセプトを、鉄という素材はくっきりと見せてくれる。自分をフォローしてくれたようで、鉄が大好きになりました。熱して加工する鍛造の作業も叩く行為が意欲をかきたて、細かい作業より好きかも?と思ったくらい。力強さが勝りがちな鉄を繊細にコントロールしている、という講評をいただき、うれしかったです。今後も金工を深く学び、自分なりの新しい装身具を見出したいと願っています。