基礎実習 1年次

(陶磁)

(内と外)

(道具の意味と使い方)

(Gift Design~想いをかたちに)

【基礎実習】は、工芸工業デザイン学科での学びの基盤となるさまざまな考え方や素材の基礎を習得するため、1年間を通して開講される授業です。全専任教員が各専門分野の講座を担当します。工芸の基本的な素材となる金属、木材、土、ガラス、繊維に直に触れ、学生一人ひとりが各自の資質と重ね合わせ、実体験することを重視しています。

クラフトデザインⅡ 金工(彫金技法実習)2年次

七宝装飾を施した小箱の制作。規定の小箱の制作を通し、寄せもの技法と有線七宝の基本技術を習得します。

インテリアデザインⅢ 住空間のデザイン 2年次

壁には空間を分けるという機能以外にもさまざまな意味が考えられます。自ら見出した壁を切り口に、住空間のデザインを図面と模型を通して学びます。

インダストリアルデザインⅢ 造形演習C(デジタル演習)2年次

3D-CAD、3D-CGの概念と操作方法を学び、それらを活用しコンピューターの中で造形、カラーリングや素材感を検討しながら最終デザインをまとめ上げます。

クラフトデザインⅥ 陶磁 3年次

和菓子をテーマに器をデザインし、制作する課題です。この作品は石のような形態と質感で晩秋の季節感を表現しています。

インダストリアルデザインⅦ ユニバーサルデザイン 3年次

生活用品や機器のユニバーサルデザイン(UD)を提案します。UD7原則やUD概念について理解を深め、使い手との対話を重ねながら具体的な提案を行います。電動工具のUD化を目指したモデル(写真)は、誰もが使える配慮が施されています。

インテリアデザインV チェアのデザイン 3年次

素材、用途を自由に椅子をデザインする課題です。この作品は限りなく薄く細いシルエットを極めて緻密に重ねられるように設計することで「影」のような椅子の在り方を示しています。

卒業制作 4年次

CD(テキスタイル専攻)/門馬さくら『 服は武器だ』

シルクオーガンジー、金糸、銀糸、ビーズ、刺繍|H1070 × W780 × D4mm、H1230 × W1000 × D4mm、H1490 × W1060 × D4mm、H1550 × W875 × D4mm、H1070 × W780 × D4mm

繊細なシルクオーガンジーに緻密な刺繍とビーズワークを施した見事な手仕事。服、つまり鎧を纏い、日々生き抜く力を得ている現代人像が浮かんでくるようです。

CD(木工専攻)/佐藤佑『Dolce』

ホワイトビーチ、布|H1400 × W1000 × D1000mm

この作品は商空間で視覚的にリラックスを演出するためにデザインされました。日常の生活を感じさせないため、従来の椅子構造を取らず、すべて縦方向の棒材で構成されています。材質はブナの柾目を熱湯に浸し、僅かに曲げて綺麗なラインをつくり上げています。

INT/佐藤翔子『 Lucy』

鉄、SBRゴム、焼付塗装|H230 × W400 × D210 ×4点

鉄板とゴムシートの組み合わせによる造形。空間の中に存在する「物」の内側と外側、そこに生まれる境界という非常に難しいテーマを独自の切り口で極めて簡潔に表現した優秀作品です。

ID/シュウ ウケツ『VIA 2040 AUTONOMOUS SHARED MOBILITY』

ABS樹脂、3Dプリンター|H472 × W737 × D362mm

自動化技術が進んだ20 数年後のシェアモビリティー。公共性を考えたウォークスルーで、自動制御で前後左右に移動できる、いわゆる自動車の延長上にない新しい姿が秀逸です。