

絵画はある意味で虚構であり、夢や空想に近いものかもしれませんが、確実に現代という時代を反映しています。それは私たちの「欲望」や「不安」や「希望」を反映しているといいかえてもいいでしょう。つまり絵画は私たちのありのままの姿を映し出す“ 鏡” にほかなりません。それはいつの時代にも、かたちを変えながら存在し続け、問題が山積する現代でこそ、その意味を発揮するのだと思います。
油絵学科は、絵画を中心として、そこから派生する幅広い分野に表現の可能性を見出す学科です。絵を描く人はもちろんのこと、インスタレーション、パフォーマンス、映像などさまざまな制作を行う人が集まっています。そういった環境で作品制作を中心にさまざまな対話や講評会を通じて多くの考えに触れることになります。その中で自分の位置や方向を見出すことは、美術を狭い世界に閉じ込めないで、社会との共生やつながりをつくる第一歩にもなります。
このように絵画を重層的にとらえ、あらゆる可能性を追求していこうというのが油絵学科の今の姿です。創作活動を通じてそれぞれの学生が社会性を獲得し、広い意味での「表現者」となることを目指します。
![油絵学科[油絵専攻]](http://www.musabi.ac.jp/course/undergraduate/pa/img/pa_index_img_001.jpg)
油絵
作家、大学院進学、教職などの他、近年では広告業界や各種メーカー、アニメーションやゲーム業界への就職も多くなっています。特に版画専攻は豊富な経験を活かし、印刷業界で活躍する卒業生も少なくありません。
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