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どういうものを描くかまったく決めずにひたすら色を重ねていく、というやり方で、いつも制作しています。3年次の『ビーチ』という作品も、感性に任せて上部に青、下にピンクや朱色を塗っていったところ、途中で山のように見えてきたので、木を描き足してみました。最初は手前にあと2本の計3本描きましたが、ちょっとうるさく感じたので、いいなと思った1本だけを残し、最終的に自分がキレイだなと思ったところで終了。展示用の課題だったので初めて作品タイトルをつけましたが、絵画を眺めながら似合う言葉を考えるのも、意外に楽しい作業でした。私は編入生で油絵歴自体が浅いのですが、周りの人に比べて経験値が少ない分、作品がどうなるのか自分でも楽しみながら描いているところがあります。学科の雰囲気にもすんなり溶けこむことができ、芸術祭では団体展示に参加しました。今後も自分のスタイルを変えることなく、自由に創作を続けようと思います。 |
ビーチ キャンバス、油絵具|1620mm×1940mm |

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戸棚と標本 パネル、綿布、油絵具|1450mm×1600mm |
オープンキャンパスで見学した絵画組成室に、入学前から魅力を感じていました。絵画組成室ではテンペラ画など古典絵画の技法を教えてくれる他、材料や工具が揃っていてキャンバス等を自分で作れます。サイズはもちろん、下地の塗料や素材の質感も自在に選べるのがおもしろいですね。3年次のコンクール展に出した『戸棚と標本』という作品も、自作のパネルに描いたもの。賞をいただき、自分の制作に自信がもてるようになった作品でもあります。そうした意識の変化は、日々の授業でも実感しています。例えば2年次の“身体をテーマに制作する”という課題では、初めて立体の表現物を作ったり、素材選びを工夫したのが新鮮でした。多様な課題を通して、絵を描く時とは異なる世界観が自分の中にあることに気づき、油絵一辺倒だった頃より興味の対象や視野が広がって、制作の楽しさを再発見しています。今後は、公募展などにも積極的に参加していきたいと思います。 |